直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

潮来をいたこと読む理由

2022年08月07日 | ちょこのひとかけ

『潮来(いたこ)』。
普通ではそうは読めない漢字です。
こう読むのはここだけです。

なぜ、この字をこう読むのか、というお話。


『潮来』の字は、素直に読めば

 うしお くる

古語では、漢字はぶったぎって読むことが許されているので

 うし く


牛久大仏の『うしく』と同音語か類音語であったと考えられます。

これを、揺らぎの基本形にすると、

『w s k』

適当に母音を入れると、

『wisako』


言語において、『s』音は『t』音と簡単に入れ替わりますから

wisako うぃさこ
||
witako うぃたこ

となるわけです。


まとめると、『潮来』で本来は『うしく』などの発音で、
その『s』音が『t』音に揺らいで『うぃたくぉ』、『いたこ』。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 多摩地域でお米作り | トップ | 冷蔵庫のふしぎ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ちょこのひとかけ」カテゴリの最新記事