JDSF山形だより (おらんだ ダンス仲間ダベ)

連盟の出来事、ダンサー達の想いや活躍を発信し、ダンス愛好者の交流の場に!
互いのコメント投稿で楽しく繋がりましょう!

代悲白頭翁

2017-04-06 12:31:54 | ダンサーラウンジ
友人からは「いい年をして今更、なぜ社交ダンスなど習うんだね」とあざけられる。
妻からは「年よりの冷や水」と言われる。
50歳すぎでダンスの教習会に通う主人公は、老い始めた自分の肉体と向き合う。
遠藤周作の1970年代の短編「五十歳の男」である▼  (朝日新聞・天声人語より)

若い人たちと一緒にステップを踏むことに疲労を感じ、あえぎながら坂をのぼる古い自家用車に自分を重ね合わせる。

つい、この前までは1曲3分程度を踊っても何ともなかった。
続けて次の曲を踊ることも楽々とできた。
しかし、今や練習会場を1周(約50秒ほど)すると息切れしてハーハーゼーゼー、我ながら情けない。

さくらの季節を迎えると、年年歳歳花相似 歳歳年年人不同 の一節が浮かぶのもこの頃の習い。

見渡せば、一緒にダンスを競ったり、楽しんだりした、かつてのダンス仲間は周辺にもう誰もいない。
最初に習った先生も既にこの世にはない

引き時・・・そんなことが脳裏に浮かぶ昨今である。

読者の方にお願いです

1、コメントは凄く嬉しいでです(感想やご意見・つぶやき等)                                  2、管理者への問い合わせや連絡事項はメッセージに入力ください(記事提供もここから)                              3、トラックバックは大いに歓迎(反社会的やダークなものを除く)                                    ドシドシ投稿ください

ダンススポーツ


人気ブログランキングへ