賀茂の百山
平成26年11月21日(金) 単独 天気:晴 所要時間:4時間12分 距離:GPSにて計測=8.43km
【登った山】 運上山(305.9m)三等三角点設置改め運上山(260m) 堅岩山(≒190m)改め225m
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本根岬10:44--国道135号線10:53---堅岩山11:38---225m高点---縄地線旧道12:03---260m高点12:28
---高圧鉄塔12:54---運上山13:02---分岐13:23---284m高点13:36---板戸公民館14:21---竜宮島14:34
---尾が崎ウイング14:55---出発点の本根岬へ14:56
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私たちの町 かわづ (平成10年3月25日発行)に
運上山 縄地の南方にあり、高さ300mぐらいの山で、雲城山とも運長山ともいわれています。
鉱脈があり、昔は金や銀が掘り出されました。
また、
堅岩山 縄地の南方で海に面したところにある、高さ390mぐらいの山で、銀鉱がありました。
これらから推測して300mぐらいの山は三角点が設置されている基準点名 白浜村 高さ305.9mが運上山でしょう。
堅岩山は、海に面した山で390mぐらいということですが見当たりません。一番高い山で天嶺山349.8mです。
つまり390mぐらいは間違いで190mの間違いではなかろうかということで、本根岬西にある山が堅岩山でしょう。
※後日談 やはり本根岬西方にある山が堅岩山でした。ということは標高225mが正解でしょう。
※後日談26.11.30 南豆風土誌には運上山の標高は記されていませんが新南豆風土誌には標高が記されています。で、「220m 縄地海岸に在り、
付近より金を産し、慶長年間には佐渡相川とその産を競った所、今は僅かにその名残りをとどめるに過ぎない。運上は運城・運長とも書く。金・銀の
運上(税)から起こった名称である。」でもって運上山は220mでもなく 上記地形図の260mの山が運上山でしょう。 平成10年3月25日発行 改定
「わたしたちの町 かわづ」 編集は河津町郷土読本編集委員会 は 高さ300mぐらいの山で→ぐらいという曖昧模糊はよくないでしょう。何故ならば縄地の方々は
運上山を特定できるからです。
本根岬の突端から出発します。
先日登った天嶺山が目の前に見えています。
磯へ下りるには垂直の岩壁を梯子やトラロープを伝わって下ります。
(釣り人達が設置したのでしょう。梯子やトラロープがありました。)
確りとした釣り道です。
国道135号線を越えまして堅岩山を目指します。
古くなった看板には ”キケンに付立入禁止 土地所有者” とあり、等間隔に設置された鉄棒に切れかかっている有刺鉄線が
西側へと続いていました。最初登りあがった時に、この有刺鉄線のどちらが危険なのだろうかと?思いましたが、途中から道らしきが現われ
道側を歩きました。
(この山全体は、金銀を採掘していた時の立抗があるので危険だとは聞いていましたが)
これがその道です。
分かりますか、鉄棒が等間隔に並んでいますのが。
で、この辺が190mですが、西へ延びる尾根筋のピークは225m高点が最高地点です。
この山全体を堅岩山というのでしょう。
でかいヌタ場が出現しました。
この界隈の獣たちが毎夜泥浴びに来るのでしょうよ。
225m高点を過ぎ下って行きますと、目の前に260mピークが見えだしました。
枝や木につかまりながらガレを下り縄地⇔板戸への旧道に出ました。
この先を回り込んだ地点から尾根へ取付こうとしましたが、すごい藪でえらい目に遭いました。板戸寄りから登った方が正解
しかし、藪を越えましたら山道が出現(縄地側から)し中腹までこの山道を辿り
260mピークへ立つ。
楠木でしょうか、大木です。
で、小休止しまして
南西へ延びる尾根を辿り高圧鉄塔下を通過し
三等三角点が設置された305.9m地点へ 基準点名は白浜村ですが縄地の人々は運上山と呼んでいるのでしょう。
この三等三角点風格があります。
更に南西方向へ進んでいきますと、桜の巨木がお目見えしました。
273m高点手前から南東の尾根に変針し284m高点へやってまいりました。
以前、山神様の祠があったのでしたがバラバラに散乱していました。
破片を四角い祠に集めておきました。
南の尾根をおり山道へと思っていましたが、南東の沢に下りてしまいまして強行突破
下ったのが板戸公民館改め板戸集会所へ下りてまいりました。
なるほどここが禅福寺か。
水産試験場へ出てまいりまして
竜宮島をみながら
アロエの道を辿ります。
目の前の山が、堅岩山でしょう。
アロエ祭りは12月13日がら始まるそうです。
国道に出まして
本根岬へ戻ってまいりました。
おわり
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