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伊豆(南豆のやま)

主に伊豆の山や静岡県内の山々を紹介。「静岡の百山」完登、「賀茂の百山」選定、「海抜0m~天城山~海抜0m」百登完登

雲嶺と青野山を訪ねる

2014年12月02日 19時57分10秒 | 南豆の山と岬

賀茂の百山

登った山:雲嶺(517.3m)青野山(544.8m)

平成26年12月2日 晴 単独 所要時間:5時間58分 距離:GPSにて計測=15.8km

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婆沙羅隧道松崎側11:07---造林小屋.尾根筋へ登り込む11:36---斜面に在る炭焼き窯跡11:47---尾根筋へ12:01

---婆沙羅山の見える斜面12:07---雲嶺12:20---48号鉄塔12:41---47号鉄塔12:51---林道12:56

---富士山の見える地点13:20---青野山13:37---お地蔵様13:54---雲嶺14:47---迷走始まり15:25

---諦め16:02---砂防ダム16:05---加増野へ16:16---報本寺16:28---婆沙羅トンネル16:57---出発地点17:07

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雲嶺、青野山ログ

婆沙羅隧道を松崎に入り大きく左へくカーブした、U字カーブの空地に車を止めまして雲嶺、青野山を目指します。

炭焼き窯跡の石積みとてもきれいに積み上がっています。

でなんですけど、この洞以前辿ったことがありますが、今はご覧の荒れ状態です。

大水が出たんでしょうか、沢筋があちらこちらに亘って出来ています。

山道もご覧のように在りません。丸太橋もグズグズとなっていまして渡るには危険すぎます。

以前は整備された山道だったんですが

造林小屋見覚えがあります。

雲嶺に行くにはこの丸太橋を渡って更に沢筋を登りあがって行きましたが、沢筋には道がなく斜面を強引に上がって行きます。

斜面には無数の獣道が通っていまして、歩きやすい獣道をお借りし登って行きます。途中の斜面に大きな炭焼き窯跡がありました。

雲嶺手前の尾根筋はご覧のように朽ちた倒木がいたるところに横たわり難儀しました。

朽ちた倒木良く滑るんです。

雲嶺にやってまいりました。

三等三角点横倒木が塞いでいましたが、取り除くには大きすぎます。

南豆風土誌によりますと、稲梓村南方の高地より西北方に向かうものは、岩科村の境上に聳える雲嶺(517m)となりて、北方婆沙羅山に對す。

頭を少し出しただけの三等三角点 基準点名は加増野村となっています。

西側から見た雲嶺全景

ここから南南東にある青野山を目指しますが、南に少し辿ると、高圧鉄塔48号塔に突き当りそこからは高圧鉄塔ハイウエーとなり

保守道はよく整備されています。

今回高圧鉄塔を整備で材料や塗料を運んでいました。

47号鉄塔まもなくです。

以前目の前に在るポッコリとした山を加増野に下ったことがありました。 

稲梓地区加増野集落が見えています。

林業事業で造られた作業路網です。

高圧鉄塔整備はここまで車で搬入し、その後小さなクロ―ラ+人力背負子で運び上げていました。

天城山稜線が良く見えています。

で、先ほどの雲嶺を南南東方向から見た山容です。

こちらは婆沙羅山からポッコリ山、馬寄場山から大鍋へ至る稜線、婆沙羅山の上に見えているのは長九郎山でしょう。

富士山!

木の合間から見えている山が、青野山になります。

青野山の二等三角点で基準点名は青野村(544.8m)です。

新南豆風土誌によりますと 「足ノ山 544m 南部第一の高峰で、青ノ山または神洞山とも呼ばれる。西麓深く岩樟園の別天地を抱く」とあります。

賀茂の百山では青野川の源頭ですので青野山にて紹介

以前横たわった三角点柱はご覧のように処理されてしまっていました。

青野山から北東にあるお地蔵様です。

南へ下ると毛倉野です。

お地蔵様傍の小ピークにて昼食を済ませ帰途コースをどうしよか思案中!・・・加増野へ下るとトンネルを通過しなければならないし遠いな~

で、来た道を戻ることにしますが、林業用の作業路を通って高圧鉄塔の48号鉄塔へ、そして雲嶺を通過しまして432ピークを通り昔の婆沙羅峠へ下ります。

で、やってしまいました。

を~

遠くなると嫌だな~と婆沙羅峠目指したのでしたが加増野に下ってしまったのです。

冷静になって思えば316m高点を通過していないのですから旧トンネル側の沢を辿るはずはあり得ないのですが、喫茶「マンダラ」への沢だと思い込んでしまったのです。

暗い沢奥に旧トンネル入口の鉄格子が架かっているように見えて(思いこんで)いました。

思い込みによる道迷いの検証

1. ①の地点が②に③の地点が④だと思い432m高点を過ぎて引き返しています。④だと思い込んだ理由は①がっ結構登り込むピークだったのと、

 ③の地点にピンクテープがピークと東側にあったのでコンパスを当てたら東北東に尾根筋を確認できたことと、引き返した地点結構急だったので下田側の

 隧道への崖っぷちだと思い込んでしまいました。

 ⑤ と ⑥の尾根筋もほぼ東北東だったのも要因の一つでしょう。

  高度計で確認しなかったこともありましょう。

2. 迷い込んだ尾根筋には、青のビニール紐が点々とマーキングしてあり、変針点にはビニール巻をしてありなるほどなるほどと思い下って行きましたが

 旧婆沙羅峠に行きあたらないのです。で、すっかり316m高点のトンネルを越えて沢筋を下って行くとコンクリート舗装となったのでマンダラの裏に出ると思ったのでした。

 どんどん下って行きますと見覚えのある道にになり、以前来た方の家が目の前に出現し、やってしまったと

 今考えれば婆沙羅隧道を越えているはずはあり得ないのですが、思い込みがしてしまいました!

場所細胞格子細胞が不良になってしまいました。

猟師のマーキングなんでしょうね。

えらい目にあってしまいました。余裕たっぷりで帰還できると思っていたのに、とほほでした。

県道15号線を加増野から婆沙羅隧道そしてU字カーブの空地まで歩くのかと思うと・・・もうすぐ暗くなってしまうので急ぎ足で走り込みました。

報本寺、マンダラ、婆沙羅隧道を通過し暗闇の中17:07出発点へ舞い戻ったのでした。

 

 

 

 

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