賀茂百山
平成26年7月1日(火) 単独 天気:曇 所要時間:5時間22分 距離:GPSにて計測=17.0km
【登った山】 白田山(1197.4m)三等三角点設置
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しら橋11:16---水生地歩道入口11:32---林道横断12:06---八丁池12:51---白田峠13:35---白田山13:53---
縦走路復帰14:22---白田峠14:41---御料局側点15:05---八丁池15:23---水生地歩道沢横断15:54---しら橋16:38
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2014/7/1本日のLog
水生地からの出発点には捨てられた沢山の杖が山となっています。
ブナ林の中でひときわ目立つ大きなブナを比較するため人物をいれてみたが、小さく見えてしまった天城のブナ
室状になっているブナ横の歩道はすっかり右側に付いてしまいました。
で、八丁池を通過し白田山を目指します。
この樹木はなんでしょうか。
ナツツバキでしょうか?それともヒメシャラでしょうか。図鑑で見るとナツツバキの葉の縁は波状していますが
(八丁池山荘跡周辺、結構咲いています)
こちらの葉の縁の形は鋸歯状の形をしています。
したがってヒメシャラの花なのでしょうか?でも、樹皮はヒメシャラのツルツルした茶褐色の光沢はありません。
鋸歯状の形をしています。
ナツツバキもヒメシャラの花も私には同じように見えます。
後日 ナツツバキと判明 別名シャラとも言う。(26.7.9)
白田峠へ行くまでにヒメシャラが沢山見られましたが、茶褐色な樹皮の全てには花は見られませんでした。
白田峠にやってきました。
山と高原地図には白田山の三角点を通過して縦走路が記されていますが、白田山に上がらず同等高線を辿っています。
縦走路から白田山へ登りあがって行きます。
白田山頂上からは北側に発生している尾根筋もありますが、縦走路へ繋がる尾根は東側方向です。
写真は北側に発生している尾根を撮っています。
”白田山” の山頂です。
で、指差しているのはYさんの山名板です。
三等三角点
基準点名は白田峠になっています。
白い花はイワガラミで奥の街並みは旧中伊豆町でしょう。
この下側が皮子平で皮子平火山の火口だそうです。
白田山から東の尾根を辿って縦走路に出てきました。
この交差地点で折り返して、八丁池経由水生地歩道を通ってしら橋へ戻ります。
(しら橋からここまで9.25km)
縦走路には、ところどころに沢があるのですが石積みがなされています。
でも今は手入れをする人がいなくなり崩れかけているのがほとんどですが。
縦走路を外れ尾根伝いに進むとこの御料局側点が昔を偲ばせてくれます。
靄のかかった八丁池を通過し上り御幸歩道から分岐する水生地歩道へと下って行きます。
出発点へ戻ってきました。
後は林道を下ってしら橋まで下って行きます。
そのしら橋手前ではアマギツツジが咲きだしていました。
笹が全く無くなって、すっかり様変わりしてしまいましたね。
とても歩きやすくなりましたが原因は何なのでしょうか?
強いて歩きにくいといえば、アセビが群生している所ぐらいですかね。
天城峠付近から白田峠に行くルートは稜線伝いのハイキングコース(天城縦走路)以外に杣道の本谷歩道を歩いても行けると、友人から聞いたので、いつの日かこの歩道を歩いてみたいと思ってました。
それで、昨日(10/4)天気が良かったので早速く実行しました。
ルートは水生地(650m)ー下り御幸歩道1010m地点ー下り八丁池歩道1020m地点ー本谷歩道(今回、初めて歩いたルート)ー白田峠(1160m)、白田山(1197m)をピストンー天城縦走路ー八丁池(1170m)-下り御幸歩道ー水生地でした。
休憩含めて7時間、とても疲れました。
天気が良かったものの、空が霞んで、雲も湧いてしまい、富士山や駿河湾、南アルプスが見えなかったのが残念でした。
帰りに寄った八丁池はまだ紅葉前だったせいか、ハイカーは2組だけ。静寂な雰囲気でした。
本谷歩道は林業関係者が歩く道なので、整備が悪く、何か所か崩落してましたが、それぞれ簡単に高巻き出来るので、地図や磁石を使える方なら、気を付ければ誰でも歩けます。
植林伐採後の展望地が4か所あり、西や北西の展望が開けてます。
特にヒメシャラの木が多かったです。
自然に浸りながら、1日ノンビリ歩きたい人にお薦めのルートです。
地図読みも出来ない頃、昭文社発行の山と高原地図で、天城縦走コースにある白田山1197.4m三等三角点に出会うことができず、何故と思っていました。
高原地図では白田山を通っていますが実際のコースは南側を巻いているのに気づいたのは地図読みができるようになってからでした。
一昨日(10/12)は天気が良かったので、先週歩いた本谷歩道の展望地(富士山や駿河湾等の展望が得られなかった)を再訪しました。
展望を楽しんだ後はブナ林の緩斜面をゆっくり登り、天城縦走路に出て、八丁池方面に向かい、八丁池手前から下り八丁池歩道を下って、リョウブの奇樹を見つけた後、歩道から離れて緩斜面の自然林の中をノンビリ歩き回って下り御幸歩道に出て水生地に戻りました。
今回、展望地からは富士山、南アルプス、西伊豆の山稜線、沼津や北伊豆の市街地、丹沢方面まで眺められ、立ち去るのが惜しかったです。
天城の森の中は早くも紅葉(黄葉)の兆しが感じられました。
ヤマグルマやリョウブの奇樹にも出会えて、とても楽しく歩きました。
休憩含めて7時間の散策でした。
Mさんの伊豆の山のレポート、待ちわびてますよ~。 では。
私にとって未開である中伊豆、伊東方面を歩いてみようと思っています。
気持ちのよい山や印象に残っている山がありましたら教えていただけるとありがたいです。
水窪方面の山にも興味があり、雪が降り始める手前まで行けたらなと思う次第です。