山梨百名山:日向山
登った山:日向山(1659.9m)点名:日向山 三等三角点 大岩山(2319.6m)点名:前後大岩 三等三角点 烏帽子岳(2594m)
三ツ頭(2550m)
平成30年7月14日(土) 天候:晴 メンバー:単独 所要時間:11時間12分 距離:GPSにて計測=km 高度の上昇m
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①竹宇駒嶽神社駐車場07:27---②日向山10:07---③日向山南西コル10:25---④2029mピーク(鞍掛山分岐)12:17
---⑤大岩山14:11---⑥大岩山南コル14:45---⑦烏帽子岳17:33---⑧三ツ頭分岐17:58---⑨テント場(水場降下点)
---⑩六合目小屋(石室)18:39
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周回ログ
伊豆を03:30出発し甲斐駒ヶ岳の登山口である尾白へ着いたのは07:00過ぎ 、鋸岳が見えています。
海の日の祝日三連休とあって尾白の駐車場はほぼ満車状態でした。
すぐさま登山届けを提出し日向山へ向け出発していきます。左側は黒戸尾根を辿り甲斐駒ヶ岳へのルートです。
本日は右側の日向山を経由し六合目小屋(石室)を目指します。
矢立石登山口です。
ここまで車が入れるようですが、甲斐駒ヶ岳を周回するとなると尾白へ下って最後登り返さなければなりません。
山岳信仰の山だけあって石仏が佇んでいます。
日向山の三等三角点
周辺の眺望はありませんが
数十メートル進むと砂礫が広がる雁ヶ原へ到着。
この段階で暑さと蒸し暑さでヘロヘロになっています。
この日向山(雁ヶ原)は山梨百名山になっています。
この砂礫を下って樹林帯へ突入していきますが・・・脳裏には引き返そうかなんて思ったりしましたよ。
アップダウンしながら鞍掛山分岐点へやってきました。
計画を考えたとき鞍掛山に立ち寄ろうかなんて考えましたが、当然スルーパスです。
やまなしの森林百選である鞍掛山の天然カラマツ林
とても気持ちよいです
で、鋸岳の稜線が見えだしてきました。
なんとか休み休み大岩山の頂へやってきました。
さ~ここからほぼ垂直に120mほど降下していきます。
1/25000の地形図では降れるかななんて思いましたが とてもとても
鎖が取り付けられているからなんとか降ることができるんです。
鎖があっても怖く手に力が入ってしまいました。
鎖がなければ降ることなんて、とてもできないでしょう。
最後はモンキータラップで降下するのですが、この梯子に取付くのって怖かった
下ってひと安心だったが、更に鎖場があった。
先ほどのモンキータラップが設置された地点が見えた。
で、日向山を過ぎた樹林帯付近から抜きつ抜かれつしていた若者が、先ほどの恐怖モンタラを下るところである。
進行方向左側の岸壁の様子
このルートの整備は以前七丈小屋の管理をしていたというた田辺さんという方が一人で行なったそうです。
凄い人達がいるんですね。
草花も沢山見かけましたが写真に収める余裕ありませんでしたが、岸壁を下ってホッとした先に満開のシャクナゲだけはカメラに
収めました。
鋸岳がかなり近くに見えてきましたが凄く険しい山だこと。
六合目小屋(石室)まで辿り着けなかったらこの岩屋でビバークできそうです。
まだまだ登り上がって行きます。
プチモンタラ、下側が固定されていなかったので上側を掴んだら下側が浮き上がってどっきっとしました。
偽烏帽子岳からみた甲斐駒ヶ岳
この稜線ではブロッケン現象を体験し
振り返って、先ほど越えた偽烏帽子岳を撮る。
なんとか日没前に六合目小屋(石室)に着きそうですよ。
さ~最後の一踏ん張りですよ。
甲斐駒ヶ岳~鋸の尾根に合流しまして・・・しかし大岩山付近ですれ違った日帰りトレランの方とかたふりしたときに得た情報だと
三ツ頭付近で道迷いしたとのことであったので慎重に進んで行きます。
コンパスも出しましたが全く問題なく(崖の際を辿る)テント場に到着
このルートは大岩山まではハッキリとトレースがついています。大岩山の垂直降下では緊張しましたが、その後の烏帽子山、三ツ頭、
六合目小屋(石室)までも問題無いと思われますがご用心するに越したことはありません。
唯一このルートでコンパスを当てたのは大岩山の変針点(踏み跡は確りしていたが念のため)と烏帽子山山頂から六合目小屋(石室)の
位置を確認するためと、三ツ頭(道迷いしたとのことであったので)の3箇所のみでした。
水色の丸囲いした地点が水場への降下点(往復15分ぐらい)
六合目小屋(石室)になんとか18:39到着しました。
石室には先着者が8名ほど居ましたがなんとか安眠スペースを空けていただきまして19:30頃にはシュラフに潜り込んだのでした。
2日目に続く
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