「明日は朝5時30分に迎えに行くから ちゃんと準備しておいてください。」
と川リーダーに言われていたので、眠い目をこすり5時に起床 滞りなく道具を確認し、時が来るのを待っていた・・・。
だが、時間になっても来る気配がない 5分過ぎ、10分過ぎたとき 疑いは確信に変わった、「絶対に寝ていやがるな・・・。」
でも電話するには早い時間で気が引けるから メールを送ってみた、「もし、返事が来なかったらこのまま何もなかった事にして寝てしまおう。」
そんな事を考えていたら「今起きました、すぐ行きます。」って返事が返ってきた。
彼が到着した6時は釣りに行く時間には遅く、目当てのポイントはおろか 好ポイントにはすでに先行者がいたのである。また今日は悪い事に鮎の友釣り専用区が一般に解放される解禁日でもあったのだ・・・。
やっとの思いで見つけたポイントでルアーを投げ始めるが、2投目でロスト。ショックリーダーを結び直しているその時 朝飲んだCOLDミルクティーが腹で悪さを始めた、もう半分は釣りどころではない 集中力は完全に途切れた 繁みで放出することも頭をよぎったが、拭く物を持っていない・・・。
上流でちょっと大きめな魚がジャンプした、それを目の前で見ていた川リーが「こっちへ来い」って手招きしている。でも、今の俺にはあまり重要なことではなかった・・・。
幾度かの波を乗り越えようやく到着し、車を借りてW・Cに行きたい事を告げたかったが、それは夢と終わった。
そんなこんなで集中のないキャストを繰り返すが、HITはおろかNOバイト!コンビニへ様々な用を足しに行くのであった。
出すものを出し、朝食を済ませダブルヘッダーの第2試合が始まったが3回コールド負けを喫した、本当に基本に忠実な「釣れないクラブ」である、おそらく魚野川釣行は今シーズン最後になったであろう。
こうなると猛反省会を盛大に行うしかない。 釣行には来ないメンバーだが、反省会の出席率が良いのも このクラブの特徴だ、ほぼ、オールメンバーが顔を揃え、ニューフェイスが2人加わり自動的に追加メンバーに・・・。 このクラブ入会はとっても簡単、でも辞めるのは・・・。
網の上で焼かれているのは川リーが泣きながら頼み込んでもらってきた「鮎」と原信のラップから出てきた「ブリカマ」。」
これは鮎の残骸
川リーから反省をひと言・・・「今日は川でなくて海にすれば良かった」だって、どっちにしろ朝起きねぇ~んだから同じだろ
最後に川リーの残念な肉体