先日『日本百名山 剱岳』に初挑戦して来ました!
さあ皆さんも一緒に『剱岳』に登りましょう!
今年のお盆休みはどこに行こう・・・
結論が出ないまま時は過ぎ・・・
アチコチ妄想だけは膨らんで
結局、行先決めたのは12日の昼って言うね
そして出発は翌日13日
ビビッて今までなんとなく避けてた「北アルプス」
でも、興味は物凄く有って
そして、休みを思いっきり使って(4日間)行ってやるぞ!って
休み休みゆっくりと運転して、16時過ぎに富山に入りました
なんのリサーチもしていないので、どこで夕飯にしようかと・・・
でも、ここは富山市 富山駅前。
しかし、早い時間からどの店も混んでる・・・。
外からみてカウンターが4~5席空いてる店が有ったので、「一人だけど良いですか?」って聞くと
「いっぱい!いっぱい!」「ん?ひとり?だったらいいよ!」との事
その後、二人連れのお客さんとか何組も来たけど断ってた
良かった入れて~~
岩牡蠣
めっちゃ美味かった!
そして、日本酒がすすむ
そして、白エビ
美味かった?
う~ん、不味くは無いんだけど・・・
スーパーのパックから移し替えてるの見ちゃったんだよね~~
そして、店員さんは常連さんとばかり話しに夢中でさ~
なんだか居心地悪くって「お会計!」
よし、2件目2件目
何とか入れたその店も一人だから何とか入れた
ここでも、何人もお断りされてた
「浜とみ」さん
こちらはとても雰囲気の良いお店でした
刺身の盛り合わせ
あ!富山では「お造りの盛り合わせ」でしたね
白エビの唐揚げ
またしても、日本酒がすすんだな~
「グルメレポじゃね~だろ!」って突っ込まれそうなので、そろっと本題に行きますかね
今回の旅は「室堂平」から入り「剱岳」に登った後「剱沢キャンプ場」にて一泊、又は「剱岳」前にもう一泊するか、それから「立山」を縦走しちゃおうって計画です。
時間に余裕のない計画だった為に下調べがほぼされてません、分かっているのは「室堂平」には一般車は入れないという事。
行く道中で、疑問の数々を調べます。
まず、立山駅で「立山ケーブルカー」に乗り約7分「美女平」で「立山高原バス」に乗換え約50分で室堂に着く事。
インターネットで切符の予約ができる事。
早速、ネットで予約しようとするも・・・
あれ、14日のチケットが取れない・・・
まさか、まさかのSOLD OUT!
まさか、まさかの計画頓挫?
電話しましたよ~
そしたら、当日券は早い者順との事。
始発の6:00に乗りたいのであれば、発売が5時20分からなので、だいぶ早い時間から並ばないと取れないかもとの事でした。
良かった~
最近、早起きは慣れてるのでホテルを3時に出発して、4時前には駅に着きました!
でも、もう前に8人並んでた
そして、みるみる長蛇の列
無事に始発が買えて良かった
後程登場しますが、最終日に出会った彼との会話の中で、切符を買う時に渋滞しなかったかって聞かれたので、「事前に混むって聞いてたから4時前に並んだ」って言ったら「僕は切符買うのに1時間待ち、乗車に1時間30分待ちでした」だって
インターネットで予約してた方は、5時20分過ぎに来ても列に並ぶ事も無く、専用の発券場所で受け渡されてたので、これから立山に行こうと思われている方はぜひネットで予約を!
「立山ケーブルカー」
標高差500M・1.3Kmを7分で一気に登ります!
そして「立山高原バス」に乗換え
どちらも臨時便が出るほど観光客が多いのですが、臨時便でも間に合わない程ギュウギュウ詰め!
途中「立山杉」や「ブナ」の巨木等を観光案内してくれます。
サルも居ました
ここは落差日本一の「称名滝」
一度訪れたかった場所ですが、あいにくの天候・・・
バスも止まってくれたのですが… 中央の白い空間の中央付近に更に白い一筋が見えますか?
あれが「称名滝」です。今度間近で見てみたいもんです。
そろそろ終点の「室堂ターミナル」です。
道路わきに残ってる雪は、毎年ニュースで黒部の雪壁の中をバスが走ってるの見ませんか?雪の大谷
アレの残りだそうです。なんでも15Mも雪壁が出来るとか
7時12分
「室堂ターミナル」を出ると強烈な朝日が差してきました
さあ、いよいよです。
ワクワクします。
とにかくワクワクします
「ミドリガ池」です。
スタートから10分程遠回りしちゃいました
ま~急ぐ旅じゃなし、い~じゃないか!
写真じゃイマイチですが、とっても雄大で素晴らしい景色でしたよ
そしてこの辺りは火山ガスが噴出しており、警報装置が至る所に設置してありました
雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
ここでも多くの方がテン泊してますね~
近くには宿泊施設も何軒かありますし、日帰り入浴もできるみたいなので今度来るときには・・・
キャンプ場を超えると「浄土沢」を渡ります。
渡ってすぐに左に行かなきゃいけないのに、地図の見間違い(良く見てなかった)右に行ってしまい・・・
でも、5分程歩いて「なんか違うぞ!」
アプリを開き位置を確認「ほら違った」
便利ですよねGPS
でも、バッテリーが心配なので(モバイルバッテリー×2持って来てるが)極力OFFに
川水冷たそ~
振り返ると「雷鳥沢キャンプ場」はあんな下に
「室堂ターミナル」は中央上の辺り。
ほぼずっとこんなです。
ガレ場、浮石の足元。
しかも結構な急登。
もう、とっくにノースリーブ&短パンですよ
こんな整備された階段も
素晴らしいですよね
8時56分
「剱御前小舎」到着。
ここから5方向に分岐します。(この地図は4方向ですが)
「奥大日岳」に向かうコース「剱御膳」山頂に向かうコース「剱岳」に向かう2本のコース「別山」に向かうコース。
今回は「剱岳」に向かう2本のコースのうち右側のコースを進みます。
そこは今夜の宿泊地になる「剱沢キャンプ場」が有るからです。
テン場と「剱岳」が目の前に現れました!
9時25分
テン場に到着。
受付を済ませて、(使用料1泊500円)
今晩の寝床を作り終えて、小休止
そして山頂を目指します。
コースタイムで2時間50分。
本来、「夏山は昼過ぎになると雷の発生する確率が高くなるから午前中のうちに下山する事」というセオリーは重々承知の上です。
始発がもう2時間早いのが有ればベストなのに・・・
天候が崩れたら即引き返す予定でした。
そして、この時間に行けば山頂付近の難所で起こる渋滞は回避できるのではないかと・・・
「剱山荘」までの間に雪渓が2ヶ所ありましたが、全く心配の要らないレベルでした
「ナナカマド」がやけに多いなって思いました
10時50分
「剱山荘」到着。
「剱山荘」の脇を抜けると いよいよ核心部へと向かいます!
まず、あそこだな!
あれが「一服剱」かな?
右の沢を見るとテン場が見えます。
またしてもガレ場の連続。
もはや最終目的地が、山頂が、どれなんだか
どこまで行けば辿り着くんだい
あれか?
あれが「前剱」かい?
ハイハイ!
これまでだってそうだったでしょ!
十分注意していますよ!
鎖場は全部で13カ所あるんだとか
でも、危険な感じの場所はいくつもなかった気がしたけどね・・・
11時41分
「前剱」GETT!
あともう少し!
登り専用です、下りは違うルートを通ります。
高度感分かります?
落ちたら間違いなく・・・
でもね、普通に気を付けてたら落ちないから安心してね
目の前のあれか!
遂にあれが山頂なのか?
流石にここは鎖を使わなくては厳しいよね
そして鉄筋棒の足場が助かります。
そんな崖下の雪渓をトラバースしていく人がいる」
何処に向かってるの~~~
さてと、最大の難所現る!
この、ほぼ垂直の壁を登りますよ!
そうです!
ここが「カニのたてばい」
予想通り渋滞が全く無くって快適たてばい
下を見るとこんな感じ
でもね、鎖は補助的に使って、それに頼らなくても行けますよ~
そして、そして!
じゃ~~~~ん
山頂着いた~~~~~!
到着時間12時40分
この先危険!
行っちゃダメだって
コッチも「危険通行止め」って
でも、この後こっちから4人登って来たよ
雲の上に居ます、俺は今雲の上にいる!
改めて見て鱗雲出てたんだね、だんだん天候が悪くなる雲だ・・・
不思議な感覚。。。
「俺は今、神に近づいたか」
周りは雲に覆われて景色は良いとは言えないけど、
いやいや、素晴らしい景色だ!
途中で言葉を交わした方が登頂されたので、お互いに写真を撮りあいました
偶然にも新潟(三条)の方で、以前お見掛けしたことあるような・・・って思いお尋ねすると、やっぱりそうでした
わが故郷の「大力山」でご一緒した方でした
ご縁って素晴らしいですね
さて、長居をしている訳にはいきません。
天候が変わるまでに高速下山しなければ!
でもね、下りの方が危険なのは重々承知ですので そこは慎重にね
そして、下りも難所が待ち構えてるんだもん
「カニのよこばい」
今度は縦ではなくて横!
何でカニに例えるのかは不明ですが
大丈夫!ここも気を付けてればそんなに危なくない!
でもね、こういう難所を終えたなんてことない場所で事故は起きるんですよね!
ホッとして気が抜けた途端に!
そんな経験、登山やトレランされてる方は少なくとも経験ありますよね?
はい!僕は何度かあります!
テクニカルな下りを終えて平坦なトレイルになってからずっこけるとか
カニのよこばいを過ぎると垂直の長い梯子!
「これも大丈夫!」
一歩一歩慎重に足と手を運んで降りましょ!
下りのルートですが登ります
山も人生も登ったり下ったり
山は最後には下るけど、人生は登りきって終えたいな~
ガレ場の下りに飽きて辟易してた頃です
少し花を撮りました
名前は分かりません
約1時間半位で「剱山荘」まで下山しました
500円の缶ビールと悩みましたが、900円の生ビールは格別でした
1,000円のカレーは平地で有れば文句も言いたくなるような薄味でしたが、満足させて頂きました。
そして、テン場近くの「剱沢小屋」で夕飯?晩酌の買い物
酒はスキットルにウイスキーが240mlなので、も少し欲しい・・・
食べ物はアルファ米のおこわとかピラフとか持って来てたけど、ラーメン食べたくなって
800円の500ml缶2本とシーフードヌードル500円お買い上げ~~~!
ここから見る「剱岳」見ごたえあるね~~
テン場に着いたのは15時39分
あ!ここがテン場の受付してる管理所です。
診療所と派出所が隣接されてました
いやはや良いロケーションだわ!
今回は連れはいないけど、こんなスンバラシイ景色を眺めながらウイスキーを飲む幸せ
剱沢の水でトゥワイスアップで飲むウイスキーは最高でした
高度2,500Mで呑む酒はあまりにも美味かった
夜はダウンジャケット(ユニクロウルトラダウン)を持ってって正解でした
でお休みなさい
長いブログにお付合い頂いてありがとうございました
立山縦走編はまた後日...
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