演奏会の疲れも残りつつ、
2月が直ぐそこと知り、
慌てて、お札を頂きにお参りに。
だんなさんとは、もう、何度も行っている。母が亡くなり喪中の時には、郵便でお札を頂いた。
関西の方ならご存知と思う。
清荒神(きよしこうじん)
そう、火の神様。台所の守り神だ。
ここも神仏一体なのか、
お社とお寺の両方になるのか。
今までは、布袋さん(清荒神さんの従者だそう)も毎年、買い換えていた。
今は、最大の7年生で、止まっている。
それでも良いと聞いたので。
それと、火箸をいただくのだが、
我が家は、それは、していない。
古札をお返しする隣に、火箸の山が積んである。
最近では、もう使わないが、台所の象徴みたいなもんだね。
寺社内には、富岡鉄斎の書画を展示する美術館もある。なかなか、見応えがある。
27日、28日と初荒神さんだっただからか、今日は、空いていた。
参道のお店も閉めている所もあった。
節分までに、新しいお札を飾らないといけないと、姑から教えられた。
その昔、その姑とよくお参りしたもんだった。
息子が生まれてからは、三人だったり、姑と母と私と息子の四人でも。
そして、定年になった舅どのとも。
坂道の参道をよく歩いた。
そして、姑が亡くなり、舅どのが亡くなり、母も亡くなり、一時期は、私1人でお参りしていた。
この頃は、だんなさんと行くのが恒例になっている。私たちの様に、
お参りされている方々は、その人ごとに歴史があるんだろうなぁ
と想いながら下りの道を降りた。
何百年と続いてきた参道。
段々に宅地化が進み、お店も減ってきている。淋しい事だ。