朝刊にプリンストン大学の清滝教授のインタビュー記事が載っていた。清滝さんは、数年前、ノーベル経済学賞を受賞するのではないかと話題になった。彼の奥さま、慶子夫人は大学のクラブの1年先輩だった。よくご飯を奢ってくれた。大学卒業後は証券会社に勤めながら、勉強を続けておられた。当時はオイルショック後で中東に関心が集まっていた時期。彼女はアラビア語専攻で、証券会社はアラビア語ができるなら女子でもいい、と言って彼女を採用したそうだ。2〜3年勉強して、ハーバード大学の大学院に入学が許可され、そこで清滝さんと出会われたそうだ。私と夫がサンフランシスコに旅行で行った時、慶子さんはハーバードに入学する前で、カリフォルニア大学バークレー校で英語の特訓を受けていた。私たちはサンフランシスコに3日ほど泊まっただけだったが、彼女の友人がレンタカーを借りて、車でサンフランシスコを案内してくれた。サンフランシスコは坂の多い街。友人のドライバーさんは、坂のてっぺんで何度も止まり、坂を見下ろしては、「怖い〜」と言った。私たちもとっても怖かった。慶子さんはプリンストン大学で今も研究を続けておられるそうだ。
オンラインで江戸城の研修を受けた。ロングツアーでは皇居の東御苑を案内することになっている。ただの庭園だと思っていたが、江戸時代に江戸城があった歴史的な場所だということがわかった。明暦の大火(1657年)のために建物はほとんど残っていない。
夕方から中之島のツインタワーに向かった。これはフェスティバルホールのある東のタワー。
コンラッドが入っている西のタワーに行った。
2階に『響』というサントリー系列のレストランがある。高校3年生のクラスの同窓会がここで開かれた。1973年に卒業し、すぐの4月に宝塚ファミリーランドに集まった。それ以来、毎年、クラスの同窓会が開かれてきた。ところが2020年8月に予定していた同窓会はキャンセルをせざるをえなくなった。2年半待って、ようやく今日の日を迎えることができた。
幹事さんのご挨拶。お世話になりました。
女性の幹事さんから担任の先生へ、傘寿(さんじゅ)のお祝いの贈呈。切子のぐい呑みをプレゼント。2020年にお渡しするはずだったが叶わず、先生は83歳になられた。陸上の長距離で名の知られた先生だった。お元気そうで何よりです。48人で卒業したクラスも今は46人になった。そのうち20名が参加。関東から2名、このために来てくれた。
最初のお料理。アルコールは飲み放題。
お造り。私はこのころ、スパークリングワインのグラスをひっくり返してしまった。失敗その1。
石焼のビーフと野菜。
鱈とおネギ。黒い石が温められていた。
隣のテーブル。
レストランの外で集合写真。モザイクでわかりにくいですが、みーんな笑っています!
楽しすぎたので、2次会に行くことにした。フェスティバルから梅田まで歩いた。
ホテルグランビアの12階にあるバーに入った。
ホテルグランビアの12階にあるバーに入った。
参加者は10名くらい。何を注文しようかな。私はジンライムにした。4000円以上するウィスキーを注文した人がいた。グラス1杯でその値段!
ジンライムを少し飲んだら、またグラスをひっくり返してしまった。失敗その2。またかい。
新しいジンライムを飲み、さらにマルガリータを2杯飲んだ。今日は調子に乗って飲みすぎた。
帰りの地下鉄の中で、若い男の子に「大丈夫ですか?」と言われた。私はどんなふうに見えたのだろうか。最寄駅から家まで10分ほどだが、真っ直ぐに歩けなかったような記憶がある。お風呂に入ってからコンタクトを外した。ところがメガネがどうしても見つからない。失敗その3。失敗の多い日だったが、思い出すとクスッと笑える日になりそうだ。