今日は嵐山ツアー。ゲストが小田原から京都に到着されるので、12時過ぎにプラットフォームでお迎えした。

ゲストはアトランタから来られたマイケル、リーご夫妻と3人のお子様、17歳のザッカリーさん、15歳のエミリーさん、12歳のベンジャミンさん。年末になるとクリスマス休暇を利用した家族旅行が増える。荷物を専用車に積んで、嵐山に向かった。最初にモンキーパークに行った。

チケットを買おうをしたら、この行列!ほとんどが外国人観光客

入場してからも一列縦隊。

登る途中に日本語と英語の3択のクイズがある。ザカリーさん、全問正解。『猿のお尻と顔が赤いのは?』 『血管が透けて見えるから』
20分くらい山道を登り、岩田山の頂上に到着。京都市内が見晴らせる。このモンキーパークは、京都出身の友人の同級生のご家族、岩田家が開発されたそうだ。

人間がこの小屋に入り、小屋の外にいる野生の猿に餌をあげる。ゲストさん、なぜか餌やりはしたくないとおっしゃったので、外で猿を観察した。

エミリーさんは買ってもらったばかりのキャノンの1眼レフカメラで激写。

餌やりタイムの時がやってきた。

職員さんがバケツの中の餌をばらまく。全員集合!

職員さんと話しができた。130匹近くいる猿の全部を識別できるそうだ。そして全ての猿に名前と番号が付いている。そばにいたクーパーちゃんの番号は2306。クーパーは2023年生まれ、クーパーの母親は2006年生まれ、という意味。

あっさりとモンキーパーク訪問は終わり、下山。

車で人力車のえびす屋に行った。スタートを早めてもらいたかったが、大きな団体が入ったので、少し待たされた。3人の愉快な車夫さんたちとお話ができた。2人は学生さん、もう1人はニューカレドニア出身でフランス語、英語、日本語が話せる。リーさんとフランス語で楽しそうに仏語会話。岩田山の猿だけでなく、人力車にも名前がある。これは『ながれぼし』と読む。

これは『ゆめうつつ』号

これは『すさのお』号

行ってらっしゃい。リーさんとベンジャミンさんがペア。ザカリーさんとエミリーさんがペア。パパは1人で乗られた。

30分の竹林ツアーが終わり、戻ってきたご家族を天龍寺にお連れした。専用車は4時間しか使えないので、時間が足りない。ゲストの承諾を得て、伽藍には入らず庭園だけ見学してもらうことにした。庭園に入る前に、法堂の天井画の龍を窓からこっそり見てもらった。龍の眼を見ると夢が叶うよ、と言って。そして世界遺産の曹源池庭園に入り、池をバックに、笑顔の家族写真が撮れた。エージェントには送ったが、残念ながらここには載せられない。ベンチに座り、瞑想をしてみませんか、と誘ったら、皆さん、乗り気になった。簡単に瞑想のやり方を教えて、1分間アラームをかけた。瞑想後「生まれ変わったわ」とリーさんに喜んでもらった。天龍寺では写真はこれ1枚しかないが、短いながらもいい時間を過ごしていただいた。

お寺の北門から出て、竹林を抜け、車が待っているトロッコ嵐山駅まで歩いた。車に乗ったら雨がぱらついてきた。

ベテランドライバーさんは、渋滞を避けてほぼ予定通りの時間にホテルまで送ってくれた。ホテルはハイアット・リージェンシー。お疲れ様。また明日!

ホテルの向こうの空が燃えている。

夕食は豚バラ肉のお鍋だった。
