地下鉄で梅田に到着。阪急デパートのショーウィンドー。季節ごとに趣向が凝らされていて、写真を撮っている人をよく見かける。今回のテーマはチョコレート。バレンタインデイが近いからだろう。70年代のオイルショックの時、ショーウィンドウの展示がなくなり、この辺りは薄暗くなった。節電が奨励された。私もショックだった。
阪急電車に乗って、伊丹駅に到着。
駅のそばにある『緑園』というお茶屋さんに9時過ぎに到着。一番乗りだった。お仲間に着付けを直していただくことになっているので早めに行った。講座は10時半にスタートするが、すぐに準備のために先生が来られた。お茶に詳しい方も2〜3名、来られた。いつも早く来て、準備をしていただいていることを知った。私の着付けの直しまでしていただいき、恐縮。
講座が始まる前に、茶席の写真を写した。床の間。
待合の短冊。
寿棚と水指と棗。棗はタイで作られた物。
一席目、私の役割はお客。ガイドが英語で外国人のお客にお茶について説明する、という想定で進む。ガイド役に当たっている男性は、お茶の大事な哲学『和敬清寂』を筆で書いたものを見せながら説明されている。このアイディア、使わせてもらおうかな。
床の間の拝見。
生菓子をいただいた。早春の梅を思わせる。
二席目は、私がお点前をした。そう、このために先週、YouTubeを見ながら練習したのだ。練習の成果は見られたものの、蓋置きが四角かったので、どう置いたらいいのか迷っているところ。これまで練習してきた蓋置きは丸かった。
立ち上がるのが困難なので、建水やお茶碗を水屋に持って帰ったり、水指に水をつぐのは、やらなくていいと言われた。ありがたかった。
実習が終わると、別室でディスカッション。今日のテーマは『侘び』 『茶の湯における侘び』という表題をつけて6枚のレポートにまとめてこられた方がいた。すごいなー。私は金閣寺の茶室、夕佳亭(せっかてい)を例にとって、このごろようやく、茶室の鄙びた美が少しわかるような気がしてきた、という話をして、お茶を濁した。
講座終了! いつものカフェでランチタイム。私はアボカドサンドとマンゴジュースを注文した。ヨーグルトもついて、720円。全部美味しかった。
ほかの方が注文したカフェラテ、三種。あまりに見事なので、全部、写真を撮らせていただいた。
帰宅したら、Amazonからこの二冊が届いていた。『死者の贈り物』は長田弘の詩集。ブログの師匠が、そのうちの2編の詩をブログにそのまま書き写してくれた。迷わず購入した。