中に入ると奇抜なしつらえ。外国人に人気のホテル。以前は『いろは旅館』があったところに、シンガポールに本社があるバーミヤン・グループが買取り、建て替えた。
ゲストはカリフォルニアから来られた日系3世のノダさんと奥様のリンダさん。それに娘さんのチェリルさんと一年前に結婚したお婿さんのグレッグさん。リンダさんの祖先は北欧やドイツ。グレッグさんはアイルランド系。リンダさんと私は年齢が同じ、子供の数と孫の数も同じ。しかも持病の関節リウマチまで同じだった。私は点滴注射のおかげで痛みがおさまっているが、リンダさんは足や腰など常に痛いそうだ。日本では階段や坂道などを歩くことが多いだろうから、折り畳みの杖を買って持ってこられた。訪問地を日本に決めたのはノダさん。祖父母は日本で生まれているので、一度日本に来てみたかったそうだ。日本語は話せない。
まずは金閣寺へ。三連休の後なので、比較的空いていた。でもゲストは混んでいるので驚かれていた。
「日本の庭園ってきれいでしょ」と自慢したら、ノダさんが自宅のお庭の写真を見せてくれた。石の灯籠と獅子おどし! ノダさんご夫妻はオレンジカウンティのラグナ・ビーチにお住まい。10数年前、LA(ロサンゼルス)に行った時、LA在住の友人のナオコさん、イチロウさんご夫妻が車でラグナ・ビーチに連れて行ってくれた。きれいなところだった。
コインゲームのところに、コインはほとんど落ちていなかった。きっと3連休のあと回収したのだろう。
「日本の庭園ってきれいでしょ」と自慢したら、ノダさんが自宅のお庭の写真を見せてくれた。石の灯籠と獅子おどし! ノダさんご夫妻はオレンジカウンティのラグナ・ビーチにお住まい。10数年前、LA(ロサンゼルス)に行った時、LA在住の友人のナオコさん、イチロウさんご夫妻が車でラグナ・ビーチに連れて行ってくれた。きれいなところだった。
コインゲームのところに、コインはほとんど落ちていなかった。きっと3連休のあと回収したのだろう。
舎利殿は手に乗ったけど、重かったそうだ。
不動堂でお参り。仏教なので手を叩いてはいけません。時々、二拍手している観光客を見かける。
タクシーで嵐山へ。竹林はほとんどが外国人観光客。
天龍寺の庭園。酔芙蓉。この芙蓉はお酒がお好き。お酒を飲むので花の色が1日で変わる。朝は白いがだんだんピンクになり、夜には赤くなるそうだ。
タクシーで嵐山へ。竹林はほとんどが外国人観光客。
天龍寺の庭園。酔芙蓉。この芙蓉はお酒がお好き。お酒を飲むので花の色が1日で変わる。朝は白いがだんだんピンクになり、夜には赤くなるそうだ。
ノダさん、この四角い石の前に鯉が泳いでいる写真を撮り、私に自慢。いい写真だった。私も石を写してみた。池の向こうにある石組みが素晴らしいと庭園家は絶賛するが、遠くてよく見えない。ノダさん、娘さん夫婦の写真をよく撮らされていたが、よくダメ出しされていた。グレッグさんは必ず「No Zoom」と言う。
リンダさんの体調を考慮して、天龍寺から最短距離で嵐電嵐山駅に行った。でもここまできて、嵐山のランドマーク、渡月橋をお見せしないのはどうかなと思い、「近いから橋まで歩いて写真を撮りませんか?」と言ってみた。全員で行くことにした。渡月橋では涼しい風が吹いていた。お連れしてよかった。川では誰かが何かを獲っている。なんだろう?
嵐電と地下鉄で三条の『がんこ』に向かった。電車の中でクレッグさんにしゃぶしゃぶレストランを紹介してほしいと言われた。今晩、行くそうだ。私はレストランが苦手。またライングループにヘルプをお願いした。あるガイドさんがこの『瓢斗』というレストランを紹介してくれた。グレッグさん、英語サイトを探し、あっという間に予約された。
がんこ三条本店に到着。またがんこかい?
私はいつもの寿司定食。娘さん夫妻はすき焼き定食をがっつり召し上がった。生卵は無理だった。ノダさんご夫妻もたくさん召し上がった。ノダさんはAOハイボールを2杯。私は金閣寺の五戒の”No.5 Don’t drink too much sake.”を繰り返した。(ジョークです)
食後、若夫婦は小川コーヒーで抹茶ラテをテイクアウト。近くにスタバもあったが、スタバの抹茶ラテは甘くて好きではないそうだ。
タクシー2台で清水寺へ。朝の打ち合わせで、伏見稲荷はスキップすることになっていた。清水寺は崖の上にあるので、坂道や階段が多いと説明したが、清水寺はどうしても行きたいそうだ。ゆっくり上ろう。
本堂にも入った。リンダさん、階段に手すりがあれば手すりを持ってゆっくり上がった。手すりがない時はノダさんに支えられて上がった。痛いのに辛い顔は見せず、いつも笑顔だった。あの精神力を見習いたい。リンダさんもノダさんもエンジニア。リンダさんが大学生だった頃、工学部に女子は少なかったが、今はかなり多くなっているそうだ。日本は今も少ない。20年間は働かず子育てに専念して、その後18年小さなengineering company に勤務して、この5月に退職されたそうだ。ノダさんも5月にリタイア。そして、旅行計画。リンダさんはインスタで毎日の様に日本の写真を見て、この旅行を楽しみにされていたそうだ。ガイドの仕事の重みを感じた。実はまだ喉が完全に復調していなかったので申し訳なかった。お聞き苦しくてすみません。
タクシー2台で清水寺へ。朝の打ち合わせで、伏見稲荷はスキップすることになっていた。清水寺は崖の上にあるので、坂道や階段が多いと説明したが、清水寺はどうしても行きたいそうだ。ゆっくり上ろう。
本堂にも入った。リンダさん、階段に手すりがあれば手すりを持ってゆっくり上がった。手すりがない時はノダさんに支えられて上がった。痛いのに辛い顔は見せず、いつも笑顔だった。あの精神力を見習いたい。リンダさんもノダさんもエンジニア。リンダさんが大学生だった頃、工学部に女子は少なかったが、今はかなり多くなっているそうだ。日本は今も少ない。20年間は働かず子育てに専念して、その後18年小さなengineering company に勤務して、この5月に退職されたそうだ。ノダさんも5月にリタイア。そして、旅行計画。リンダさんはインスタで毎日の様に日本の写真を見て、この旅行を楽しみにされていたそうだ。ガイドの仕事の重みを感じた。実はまだ喉が完全に復調していなかったので申し訳なかった。お聞き苦しくてすみません。
奥の院から本堂を望む。ここからの景色が絵葉書になる。人が多いので背の高い人がいい写真を撮れる。
元気な若夫婦は子安の塔にも行った。音羽の滝では行列が長かったので、水を飲むのは諦めた。
「この構造すごいでしょ。くぎ、見つかりますか?」と自慢した。
この後、写真はないが安井金毘羅宮と祇園まで歩き、ツアーは終了した。リンダさん、よく歩いてくださった。若夫婦は面白がってラブホテルの料金表の写真を撮っておられた。チェリルさんはネットフリックスにお勤め。「私もネットフリックス、加入していますよ」と言うと、何を見たか聞かれた。「え〜と、韓国ドラマの、、、」 “愛の不時着“の英語タイトルが思い浮かばなかった。グレッグさんが「イカゲーム?」と言うので、「あれは残酷過ぎて最後まで見れなかった」と答えた。グレッグさんはイカゲームがお好きらしい。チェリルさんは会社では旧姓のノダを使っている。キャリアを積む上で、名前を変えるのは不利になるので。リンダさんはチェリルさんが働きすぎなのを心配されていた。私も息子が働きすぎなのでいつも心配している。いずこも母親の心配は子供の健康。
この後、写真はないが安井金毘羅宮と祇園まで歩き、ツアーは終了した。リンダさん、よく歩いてくださった。若夫婦は面白がってラブホテルの料金表の写真を撮っておられた。チェリルさんはネットフリックスにお勤め。「私もネットフリックス、加入していますよ」と言うと、何を見たか聞かれた。「え〜と、韓国ドラマの、、、」 “愛の不時着“の英語タイトルが思い浮かばなかった。グレッグさんが「イカゲーム?」と言うので、「あれは残酷過ぎて最後まで見れなかった」と答えた。グレッグさんはイカゲームがお好きらしい。チェリルさんは会社では旧姓のノダを使っている。キャリアを積む上で、名前を変えるのは不利になるので。リンダさんはチェリルさんが働きすぎなのを心配されていた。私も息子が働きすぎなのでいつも心配している。いずこも母親の心配は子供の健康。
花見小路でお別れした。今日も素敵なご家族と知り合いになれた。四条通りの南座の前を歩き、京阪電車の駅に向かった。