日々是好日

9月18日(水)オーストラリアのご家族と京都ツアー

今年の2月に京都5時間ツアーを担当した。その時のオーストラリアのパースから来られたゲストの妹さん家族を京都にお連れした。大阪に宿泊されていた。カンデオホテル堂島にお迎えに行った。難波のカンデオホテルに泊まったことがある。ゲストが世界一狭いホテルだと言っていた。この新しく建てられたカンデオホテルはとてもカッコよかった。


17階にあるロビー。ゲストはメーガンさんと18歳の娘さんグレースさん、16歳の娘さんゾーさん。それからメーガンさんのお母さんのジェニファーさん、80歳。私を含めて全員女性の京都ツアーがスタートした。


淀屋橋で京阪電車に乗り、伏見稲荷に向かった。これはグレースさんの携帯の画面。カフェに行きたいそうだ。3つとも知らない。いつものお助けラインにこの写真を送って調べてもらった。すぐに3軒の情報を返信していただいた。ありがたい。今日のコースで立ち寄れそうなpanel cafeに電話してみた。すると「1時間待ち。3時ごろなら列を切るかもしれない」と言われた。カフェに行くのはあきらめた。


伏見稲荷に到着。雨は降っていません。日傘です。9月なのに、真夏並みの暑さだった。


願かけ鳥居。1000円をこのボックスに入れて買うことができるようになっていた。


4人とも、漢字で願いを書かれた。


このリストから4文字を選ぶことになっている。持って帰られた。願いが叶いますように🙏


なぜか『おもかる石』の前には行列がなかった。ゾーさんがトライされた。思ったより重かったようだ。


千本鳥居を往復して、伏見稲荷は終了。京阪電車で七条駅に行った。駅から歩いて智積院へ。とても暑い。でもジェニファーさんも元気に歩いてくださった。とても80歳には思えない。暑いので先に冷房が効いている宝物館に行った。ところが庭園は特別公開中で、普段見れないものが見れる。セット券は庭園に行かないと買えないと言われた。涼しいロビーでこのビデオを見ながら少し涼んでから庭園に行くことにした。


庭園に向かった。


名勝庭園


縁側に座って、静かで美しいお庭を眺めた。


この後、特別公開中の宸殿に入った。堂本印象の襖絵などを見ることができた。そしてまた宝物館に向かった。今度は長谷川等伯などの素晴らしい襖絵を静かに鑑賞することができた。桜の花びらは貝殻から作られる胡粉が使われている。調べたいものがあって、ググろうとしたら、ネットに繋がらなかった。館内は携帯を使えないようになっているのだろうか。

ランチは智積院内にある『桔梗』に入った。智積院の紋は桔梗。この楕円形の大きなテーブルに5人が並んで座った。


私はざる蕎麦セットをいただいた。お蕎麦の上に氷が乗っていた。隣に座ったジェニファーさんは天ぷらと釜揚げうどんのセットを召し上がられた。お箸を使うのはお上手だが、長いうどんを箸ですくいあげるとうどんがツルツル滑って苦戦されていた。グレースさんはパンケーキとアイスコーヒー。日本でパンケーキを食べてみたかったようだ。足りるかな?


隣に小さなショップがあった。ゾーさん、桔梗の模様がついた小さな花瓶が一目で気に入り、購入された。


このあと、歩いて三十三間堂に行った。お庭で少し説明し、お堂の中に入った。1001体の観音が整然と並んでいるのを見て、驚かれていた。室内だが、それでも蒸し暑い。最後にこのショップに入り、やれやれ。この後、清水寺に行く予定だったが、皆さんでディスカッション。ここで終了することになった。高齢のお母さんもおられるので、この暑さの中で清水寺や産寧坂などを歩くのはキツイだろう。もう少し、時間管理をうまくすれば良かったかな、と反省した。2月にご案内したお姉さんのご家族は清水寺のお土産ストリートを喜ばれた。


京阪電車で大阪に向かった。電車の中で、ジェニファーさんとたくさんお話ができた。ジェニファーさんには娘さんが3人、息子さんが1人いる。娘さんのうち2人とお知り合いになれた。ご主人は木材のビジネスを立ち上げられ、順調に経営をされていた。ところが58歳で、胃がんで亡くなられた。幸い、息子さんがビジネスを継いでくれたそうだ。

今日も素敵なご家族と知り合いになれた。体調は今ひとつだが、この仕事はやめられそうにない。ホテルでお別れして、淀屋橋駅に向かった。17時の淀屋橋。



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