5月22日（水）大阪粉もんツアー

今日も京阪電車に乗って京都に向かった。

昨日のゲストとウェスティン都ホテルで会って、専用車で大阪に向かった。

今日のドライバーはMr シミズ。ブランドンさんとヘザーさんはコーヒーを持って現れた。コーヒー好きのお二人はアラビカコーヒーまで買いに行かれたそうだ。このハイエースに荷物を積み込んでいざ大阪へ。11時半に出発した。

1時間くらいで大阪に着いた。御堂筋に車を停めてもらい、目指すは道頓堀。今日も観光客がいっぱい。

今日のツアーは大阪フードツアー。大阪3大フード、お好み焼き、たこ焼き、串カツを召し上がったいただく。お二人は朝食は食べずにコーヒーだけ。フードツアーを楽しむ万全の態勢。私は”Hunger is the best sauce.”と言ってしまったが、ちょっと違ったかな？お腹が空いてなくても、美味しいと思ってもらわねば。

法善寺の『大タコ』を予約していた。お好み焼き3枚、ネギ焼き2枚、焼そば2人前、たこ焼き10個を頼もうとしたら、注文を取っていたお姉さんが、「多すぎるのでは？」と言った。あれやこれや相談した末に出した結論は、焼きそばを1人分減らすだけ。ブランドンさん、食べる気満々。早くできるたこ焼きや焼きそばから食べ始め、3人でパクパク食べた。お二人はビール大もお代わり。結局、ネギ焼き1切れ、お好み焼き2切れが残っただけだった。残った3切れは入れ物に入れてもらい、持ち帰った。お二人は食べ物を粗末にしたくないとおっしゃっていた。子供の頃、私は一粒のご飯も残してはいけないと母に躾けられた話をしたら、ヘザーさんもお母さんやお祖母さんに同様の躾をされたとおっしゃっていた。去年の春、シカゴの高校生の団体の案内をした時、夕食は一緒に食べた。学生たちが好きなものだけを食べて、食べ残したお皿をどんどん積み上げていくのを見て驚いた。アメリカの若者がみな、食べ物を平気で残すと思ったら大間違いだということがわかった。

この後、串カツの『だるま』に行き、2本だけ串カツを味わっていただいた。『だるま』のおじさんの人形と記念撮影。

腹ごなしに、道頓堀川沿いを歩いた。ブランドンさん「昔もこのあたりはこんな風だったの？」　いい質問をしてくれた。私「300年くらい前は、芝居小屋が立ち並んでいて、船に乗って芝居を見に来ていたんですよ」　ブランドンさん「サムライが？」　私「東京には侍が多かったけど、大阪は侍率が低かったんですよ。大阪は商人の町。裕福な商人が芝居を観にきたんです」　こんな感じの会話を交わしたが、振り返ると私の英語は下手すぎる。今、頭の中で添削している。次回はもっと上手く話せますように。

射撃や手裏剣を楽しまれ、道頓堀ならではのツアーになった。

御堂筋まで車で迎えに来てもらい、『コートヤード大阪、本町』というホテルに到着した。荷物を積み下ろし、チェックインを終え、ツアーは終了。今日の夕方はハルカスに、明日は大阪城と奈良にご自分たちで行かれる予定。大阪ガイドとして、お手伝いした。行き方をメモして説明した。ヘザーさんは甥っ子さんのお土産に名前を刻字したお箸を買いたいともおっしゃった。実はお好み焼きを食べながら、メモを書いたり、お箸屋さんに電話したりして、忙しかった。それでもしっかり食べました。

今日も色々なお話ができて、私の中のアメリカやアメリカ人のイメージが更新された。明日は最終日。楽しんでください。

本町のサンマルク・カフェで1人反省会。ここではチョコクロを食べなくては。