ロビーでゲストを待った。今日は京都4時間のツアーで、醍醐寺と伏見稲荷が目的地。交通機関は専用車。高齢ガイドにはありがたいツアーだ。
ドライバーはセイコちゃんだった。とても優しい女性ドライバーだった。ゲストはニューヨークから来られた30代のカップル、ブランドンさん(Mr)とヘザーさん(Ms)。婚約をされたばかり。お二人とも金融の仕事をされていて、バリバリ働いておられるようだ。ブランドンさんは子供の頃、空手を習っておられたそうだ。今日のエージェントではガイドはツアーレポートを書くことになっていて、先にガイドをした人のレポートが読めるようになっている。私はアンカー。ゲストの写真も添えらえていた。初対面のような気がしなかった。
まずは醍醐寺に行った。写真はないが三宝院の廊下に座ってお庭を鑑賞した。貸切状態だった。秀吉のことだけでなく、日本の歴史についても少し話した。ブランドンさんは、黒船のことを知っておられた。ドラゴンボールなどの日本のアニメについてはもっと詳しかった。おじさん、おばさんのグループツアーの集団が来られたので、逃げるように本堂に言って、快慶作の弥勒菩薩を拝んだ。
その後、金堂で薬師如来などを拝み、五重塔に行った。「京都で最古の木造建築です」と説明したものの、いつ作られたかの質問に少々、動揺した。記憶に間違いがなければ、1000年以上前だった。答えてから自信がなかったので、後で車の中で調べた。正しかった。やれやれ。嘘をつかなくてすんだ。
醍醐寺は桜だけでなく、もみじの木も多い。赤い『トンボ』の季節になっていた。静かな境内を森林浴した後、車に戻り伏見稲荷に向かった。
途中でスターバックスに寄り、飲み物をテイクアウトした。ヘザーさんはコーヒーが大好き。
伏見稲荷大社では観光客と修学旅行生がひしめき合っていた。醍醐寺の静けさとは正反対で、驚かれていたようだ。ドライバーのセイコちゃんも一緒に参拝した。
「願かけ鳥居は持って帰れますよ」と言うと、購入された。
4文字漢字はご自分で書かれた。ブランドンさんは“福徳円満“、ヘザーさんは“開運招福“の文字を上手に書かれた。初、漢字体験!セイコちゃんもびっくり!
奥社まで行ってリターン。専用車の契約は1時まで。少しでも遅れると会社に叱られるそうだ。レポートには時間を書かないようにと、セイコちゃんに頼まれた。もちろんOK。
4文字漢字はご自分で書かれた。ブランドンさんは“福徳円満“、ヘザーさんは“開運招福“の文字を上手に書かれた。初、漢字体験!セイコちゃんもびっくり!
奥社まで行ってリターン。専用車の契約は1時まで。少しでも遅れると会社に叱られるそうだ。レポートには時間を書かないようにと、セイコちゃんに頼まれた。もちろんOK。
ランチとショッピングができる場所で車を降りたいとおっしゃったので、四条通りの高島屋前でお別れした。車の中で下手な地図を書いた。ゲストは写真に写された。この頃のゲストはなんでも写真に撮られる。いよいよペーパーレスの時代になった。
今日も素敵なゲストに出会えた。時々、お二人の邪魔にならないように、気遣いながら案内した。明日は大阪で粉もんを召し上がっていただく。
お京阪の2階建車両の2階に乗って、帰阪した。
我が家のゼラニウムと雑草。