日々是好日

11月19日(火)昨日のゲストと大阪全日ツアー

今日もリッツカールトンに迎えに行った。昨日のご夫妻と大阪全日ツアー。今日のツアーは公共交通を使うことを了承していただいた。歩くのが好きだから、大丈夫と言ってくれた。シェリーさんは最近、ハーフマラソンを走られたそうだ。行程に道頓堀が入っているので、代わりに黒門市場か大阪歴史博物館に行きましょうか、と尋ねたら、京都で錦市場に行ったので、歴史博物館を選ばれた。


お二人が住んでいるところ。森の中に家がポツンとある。フルタイムで忙しく働いていた時も、ここに住んでおられたそうだ。


ホテルから歩いて大阪駅のバス停に向かった。途中で『水時計』を見学。ビックリされていた。


バスは空いていた。バスの中で大阪城や秀吉のことをお話しできた。大手門前でバスを降りて天守閣に向かった。イチョウはまだ緑色。


秀吉のことを話したので、豊国神社に寄った。


桜門。平日でもこの人出。


ここはもはや秘密のフォトスポットではなくなった。多くの観光客がいたが、写真を撮ったらすぐにいなくなるのでいい写真が撮れる。青空と池の映り込みが美しい。


天守閣の前では、入場券を買うための長い列ができていた。通訳案内士がエスコートするときは、並ばずにチケットが買える。ガイドを雇って良かったと、ゲストが思える瞬間。天守閣の展望台から見た景色。葉っぱが色づいてきた。西の丸庭園で、何かしているようだ。白いおうちのようなものがあった。


中は博物館になっている。お二人は丁寧に英語の説明を読まれた。博物館は素通りする人が多かったので、あまり混んでいなかった。


お孫さんに何か良いものが見つかれば、買いたいとおっしゃったので、miraizaの中の土産物店にお連れした。良いものはみつからなかった。これは非売品です。お二人は日本旅行の後、東南アジアに行かれるので、むやみに荷物を増やさないようにしているようだった。


大阪城公園を出て、歴史博物館に到着。なんと火曜日は閉館日だった。一番やってはいけないミスだった。『くらしの今昔館』は調べて今日は閉館なのがわかっていたか、なぜかここを調べるのを忘れていた。やっちゃいました。謝ったら「気にしなくていいよ」と言ってくれたが、私のテンションが下がってしまった。


12時をとっくに過ぎていたので、昼食をとることにした。「ラーメンがいい」とおっしゃるので、取り合えず天王寺に向かった。私の庭?なので、なんとかなるだろう。実は以前、天王寺駅から徒歩5分のところに住んでいた。ラーメンで思いつくのは『古潭』 大学生の頃、古潭ができて、なんて美味しいんだろうと思った。それまでラーメンの専門店はあまりなかったように思う。『あべちか』に古潭があったな。ところが『あべちか』は今日は定休日だった!また焦った。慌てて携帯で調べたら、ハルカスの12階にも『古潭』があった。あまり待たずに入ることができた。


お二人は餃子が乗った味噌ラーメン、私は普通の味噌ラーメンを食べた。何度も美味しいと言ってくれた。これでひと安心。欧米の人は、食事は美味しかった、ツアーは楽しかったとたいてい言ってくれる。そういう文化なのだと思う。だから心からそう言っているのか、礼儀として言ってくれているのかはよく見極めないとならない。このラーメンは本当に美味しかったようだ。スープは完食。


16階までエスカレーターで上がった。あべのハルカスの展望台の入り口に行くと、これまでに見たことのないほど多くの若者が並んでいた。何事? あとから付き添いの先生らしき人に聞いた。韓国の高校生の旅行だった。今、秋休みだそうだ。


16階から展望台のある60階までは光のショー。飛行機の滑走路から離陸するイメージらしい。45秒の離陸の旅。


「さっき行った大阪城が見えるよ」


「昨日、乗ろうとした観覧車!」


シェリーさんと私は、こわごわ、このガラスに足を乗せた。


「世界一長い吊り橋、明石大橋と万博工事中の夢洲」


反対側もガラス越しに見えるので開放感がある。私はこの展望台、気に入っている。シーザー・ペリというアルゼンチン系アメリカ人の建築家が設計した。歴史博物館も彼が設計した。


最後の目的地、新世界へ。
おじさんたちのゲームセンター『三桂クラブ』は閉店していた。新世界らしくて良かったのに。最近は、藤井効果もあってか、賑わっていた。色々事情があるのだろう。


またお土産を探したが、気に入ったものは見つからず。


私たちはこのビルを『ヒタチ・ビル』と呼んだ。わかりやすい。


大衆演劇の朝日劇場の前では、劇団員がお客さんを見送っていた。フレンドリーなマイケルさんは、ある役者さんと言葉と握手を交わしていた。


以前、朝日劇場に行った時の、おひねりの写真をお見せした。ブログに書いたことを覚えていたので、すぐ検索して写真を見せることができた。


地下鉄で西梅田に行き、歩いてホテルに到着。ハラハラすることもあったが、それだけにお二人のことを身近に感じることができた。クリスマスツリーをバックに3人で記念写真を撮って、お別れした。明日は関西空港からベトナムに向かわれる。そして、カンボジア、ラオスにも行くそうだ。楽しんでください。


『ラオスにいったい何があるというんですか?』


村上春樹「ラオスにはラオスにしかないものがあります。当たり前のことですね。旅行とはそういうものです。そこに何があるか前もってわかっていたら、誰もわざわざ手間暇かけて旅行になんて出ません。、、、、」
お二人のゲストに、日本にしかないものを見せるお手伝いができただろうか。そして、日本人との会話を楽しんでいただけただろうか。たいていのゲストは、日本は清潔で日本人は親切だと言う。もっと違う面を見せたいと思う。もう見ているかもしれないが。

帰宅したら、植木屋さんが植木をきれいに刈り込んでくれていた。




名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る