
ゲストは東京に住んでいる牧師さん、ご夫婦と2歳と4歳のお嬢ちゃん。それからアメリカ、アーカンソーから来られた奥様のお父さんとガールフレンド。お父さんたちに、「クリントン元大統領のアーカンソーですね。」と言うと、うれしそうな顔をされた。大人4人と子供2人。若いご夫婦はバプティスト教会の仕事で、去年6月に来日された。2人の娘さんは地域の保育園に通っている。
京都は大人でも溶けてしまいそうな暑さ。小さなお子様がいるので、どのようなコースにするか頭を悩ませた。ガイドの友人のアドバイスもあり、午前中に清水寺と伏見稲荷神社に行くことにした。
清水寺、朝一番は正解だった。いつもより人が少ないし、まだそれほど暑くない。

2歳と4歳のお嬢さんたちは、2人の子供が縦に座れる大きなベビーカーに乗って移動。車椅子並みの大きさと重さだった。

2歳と4歳のお嬢さんたちは、2人の子供が縦に座れる大きなベビーカーに乗って移動。車椅子並みの大きさと重さだった。
清水寺には、車椅子でも回れるコースがある。そのコースを通るとこの『千体石仏群』を見ることができる。廃仏毀釈の際、地蔵に信仰の厚い京都市民が破却に忍びず、持ち込んだものらしい。

本堂に入ると風鈴が涼しげ。宗教的な意味合いがあるのかと、お父さんのガールフレンドに尋ねられたが、キッパリと「ない」と答えた。あとで調べたら、風鈴の起源は中国で、音の鳴り方で物事の吉兆を占っていたそうだ。日本に伝来してから、厄除けとして使用されていたが、江戸時代に世の中に広まり、今のように暑苦しさを和らげるものとなったらしい。知らないこと、多すぎ。

奥の院からの眺め。この景色がよく絵葉書になる。こんなにすいているのは初めて。

清水寺の起源は音羽の滝。それほど並んでいなかったので、ゲスト全員に味わっていただいた。私はビデオ係。

2歳のIrisちゃん、4歳のSageちゃん、ここまでよく頑張った。ご褒美にかき氷。ゆっくり休憩して、ちょっと元気になった。


本堂に入ると風鈴が涼しげ。宗教的な意味合いがあるのかと、お父さんのガールフレンドに尋ねられたが、キッパリと「ない」と答えた。あとで調べたら、風鈴の起源は中国で、音の鳴り方で物事の吉兆を占っていたそうだ。日本に伝来してから、厄除けとして使用されていたが、江戸時代に世の中に広まり、今のように暑苦しさを和らげるものとなったらしい。知らないこと、多すぎ。

奥の院からの眺め。この景色がよく絵葉書になる。こんなにすいているのは初めて。

清水寺の起源は音羽の滝。それほど並んでいなかったので、ゲスト全員に味わっていただいた。私はビデオ係。

2歳のIrisちゃん、4歳のSageちゃん、ここまでよく頑張った。ご褒美にかき氷。ゆっくり休憩して、ちょっと元気になった。

産寧坂には行かずに、タクシーで伏見稲荷大社へ。コロナ中にエレベーターができて、千本鳥居まで車椅子で行けるようになった。事務所のようなところに行って、エレベーターのある場所を教えてもらった。「ベビーカーなので、、、」というと係のおじさん、「エレベーターは車椅子の人や体の不自由な人のためです。でもまあ、使ってもいいですよ。」と言った。ムカっときたが、殴っていません。
『祇をん 佳つ乃さん』が寄付した鳥居を見つけた。伝説の舞妓さんで、郷ひろみとの交際が噂されたこともある。

この狐のしっぽの先についているものは何でしょうか?私は答えられなかった。あとでガイド仲間のLINEにメールして教えてもらった。火炎宝珠といって、参拝者の願いを叶えてくれる宝珠らしい。知らないこと多過ぎ。

ランチは出町柳のイスラエル料理にした。これもガイドの友人が推薦してくれた。お店の名前は『ファラフェル・ガーデン』ファラフェルとは、イスラエルの代表的な料理らしい。知らないこと多過ぎ。お店のウエブサイトを見ると、「世界中のベジタリアンやビーガンに愛されているファラフェル料理店」と書かれていた。グルテンと牛乳のアレルギーのあるご家族なので、この選択に喜んでいただけた。

私はBランチを食べた。『チキンカバブ』 野菜がたくさん入っていた。ポテトは隣に座ったSageちゃんに、ほとんど食べられてしまった。

Sageちゃんの手。ダルマの折り紙をあげたら「だるまさん、ころんだ」と言った。保育園で習ったようだ。日本語も少し話せる。ご両親は一生懸命、日本語を勉強されているが、毎日、日本の保育園に通っている娘さんたちに抜かれてしまうかも。

レストランで涼んでから、またタクシーに乗って、今度は金閣寺に行った。タクシーを降りたら異常な暑さだった。お寺の人が苔に水を撒いていた。池の鯉は隠れて現れなかった。
百日紅(サルスベリ)。猿も滑るほど、幹がツルッとしている。このネタ、初めて笑ってもらえた。金閣の裏側でUターン。ベビーカーで坂道を登り、石段を降りるのは無理だから。このあとソフトクリームで一息ついて、若夫婦ファミリーのツアーは終了。4人はタクシーでホテルに帰ることにした。お嬢さんたち、お昼寝もしないと。ここまでよく頑張った。お父さんたちと私は別のタクシーで三十三間堂に向かった。それはそれは熱心にご覧になった。質問も多く、また勉強不足を痛感した。お二人ともとても気に入られたようで、美しい写真に英語の解説がついている本も購入された。

今日も楽しい思いをして、色々なことを教えていただいた。小さいお子さんが参加されたので、うまくいくか大変心配したが、友人たちのナイスなアドバイスもあり、無事に終了することができた。
京都七条から大阪の京橋までノンストップの『洛楽』という特急に乗れた。ついている。お疲れ様でした。

