悪魔の囁きに乗せられて。

今日は朝一で夫のメンタルクリニックの予約があったので付き添いに行って来た。勿論、コメダ珈琲のモーニング目当てで。笑。
夫が何やらLINEしながら食事をしていたのは分かっていたが、相手が誰だか知らなかった。後から聞いたら高校時代からの親友だったらしい。悪友とはまさに彼のような存在を指すのだろうと言わんばかりの「やんちゃおじさん」。夫が長らく休職しているのを心配してくれ有り難い。

「なぁ、今から温泉行こうぜ」と悪友。
夫は笑い転げて、「相変わらず無茶言うよな」と。彼は多摩市に在住なのだが、ある晩家で飲んでいたら、急に夫と飲みたくなったと言い出し、酔いに任せてタクシーを飛ばして我が家にやって来た事がある。笑。

「どの辺なら空いてるかな？」と彼はマジ。
居酒屋でちまちま飲んで、帰りを気にするくらいなら、いっそ温泉に浸かり、美味しいものを食べて飲む方がコスパが良いと力説する。

マシンガントークの達人の「悪魔の囁き」に乗せられた私達。あれよあれよと言う間に話が出来上がって、彼を拾って山梨県の石和温泉へ行く事になった。
中央高速を飛ばして一路石和へ。
思いがけなく温泉に浸かり、美味しいお料理を頂き、たらふく飲んで部屋に戻って来た。

飲み足らない夫と悪友は、浴衣に丹前を着て外へ飲みに出かけた。石和温泉の飲み屋さんに下戸の私が同行しても場がしらける。大人しく部屋でのんびりしている。

部屋に大きな露天風呂と喫煙所があるとても素敵な部屋を今独り占めしている。もう少しお腹がこなれたら、部屋の露天風呂に浸かり先に寝てしまおう。笑。

15歳の時出会い、親交を深めて来た夫と悪友は、まるで修学旅行のノリでキャッキャはしゃいでいる。面白い二人だ。