ここ数年、スーツはオーダースーツを新調しています。
今夏のハイテクスーツを除いて。
スーツ選びの醍醐味は、店舗では品揃え出来ない生地の数。
これも幾つも購入して勉強する必要がある。
理由は、一応夏用とか冬用とか分類されているのもあるけど、メーカーによってはされていない。
そうなると、目付の基準を知っておく必要がある。
( 目付けとは、織物、編物の単位面積当たりの重さ。1㎡当たりの重さをg(グラム)で表す。)
店員さんもテンパると、どのシーズン用の生地なのかアドバイスしない時がある。
夏用を作って、背抜きにしたけど、生地が秋冬用という事だったり、その逆もあった。
予め、どういう感じの生地が良いか目処をつけておかないと、迷いに迷う。
カラダのサイズを測り、サイズ感を決める。
ここは任せっきり。
この次から細かいディテールに入る。
僕のこだわりポイントは裾幅。
その都度違えど、サイズ指定をする。
それとジェケットの長さ。
お尻のどの部分まで隠すのか。
裏地。これもオーダーの醍醐味。
僕は地味派手すき。
パンツの仕上げは、ダブル。
日本人はシングルが好きみたいだけど、全く理解出来ない。
例えオーダーで作っても、4年経過してくるとシルエットなど古臭くなる。
不思議なものだ。
他にもこだわりポイントはいくらでもあるけど、良いスーツは概ね立体的な仕立てとなる。
胸もと辺りが盛り上がって、ふんわりとする。
安いスーツはペッタリしている。
当然、立体的な方が着心地も良いし、見た目も全然違う。
スーツは戦闘服と言われる様に、こだわったスーツを着ると、シャンとする。
まぁ、モノは試しです!
