為せば成る!

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ゴールのないレース その4

2021-03-01 22:21:56 | 日記
私に嫉妬してきた男たちは、私に攻撃してくる時はものすごく結束していました。
しかし、もとは決して仲が良かったわけでもないので、私への攻撃ができなくなったところで空中分解してました。

そして、その中の一人が私に内線をかけてきたのです。
「あの時、Aさんからあんなにバカにされていたんだから、バカにしてやればいいじゃないですか!」
Aさんには確かに酷いことを言われてました。
その時に言い返そうと思えばできたし、今になってやり返そうと思えば簡単にできますよ。
でも、そんなことして会社が良くなるの?
もとはと言えば、私は職場を良くしたくてそれを始めて、その結果で業績が上がったんです。
自分の部署だけが良くなればいいんじゃなくて、これからはその実績を参考にして、他の部署も同じように良くしていかなきゃいけないのです。
そんな時に、やられたからやり返す?何倍返し?いやいや、くだらないでしょ。
やり返して会社が良くなるのならやるけども、間違いなく負にしかならないでしょう。

それより、もっともっと会社全体を良くしていかないと。
私の会社改善は、まだまだ達成できていません。現在進行形です。
これからも誰かを妬むことなく、どんどん突き抜けていこうと思っています。



ゴールのないレース その3

2021-03-01 22:01:26 | 日記
私は、それまで評価の悪かった工場の業績を上げることに成功しました。
すると、他の部署の管理者たちがザワつき始めたのです。
あ、そうそう、これも法則だと思うのですが、それまでは仲も良くなかったはずなのに、共通の敵が現れると結束するんですよね。

よくやられたのが「揚げ足を取られた」ことでした。
少しでも隙を見せると、みんなで寄って集って攻撃してきました。
今までそんなことしたことないのに、わざわざ全員出席の朝礼で私の工場のミスを発表したり。
懇親会ではお酒の力も加わって、それはそれは酷いことを言われたものです。

そこで私は思ったのです。
中途半端だからダメなんだと、もっともっと業績が突き抜けるくらいに改革してやろうと。
その結果、突き抜けました。
それどころか、他の部署は赤字を起こし、そのマイナスを余裕でまかなえるほどの黒字を達成したのです。

数字は嘘をつきません。
カッコつけた数字でもないし、正真正銘の「THE 黒字」だったのです。
もう誰も、私のことを悪く言わなくなりました。
言えなくなった、というのがただしいかもしれません。

すると…
それまで悪口や揚げ足をとってきていた男からこんなことを言われたのです。

つづく

ゴールのないレース その2

2021-03-01 21:42:26 | 日記
前回の続きですが、嫉妬にたどり着く前のエピソードになります。。

私はただ、ただ職場の改善をしたかったのです。
入社当初は、あからさまないじめもあったし、無管理状態で「仕事」とは言えない状態でした。
当時がんばってくれていた人たちには申し訳ないけど、それが事実です。

ロスを減らす、ミスをなくす、人間関係を円滑にするために統制を図るの3本柱で改善していきました。
なぜ?ナゼ?何故?を繰り返し、原因を共有して理解してもらい、工程ごとに確認を怠らなければロスもミスも減らせます。

そこまでは順調に行くんです。
どん底にいたわけで、這い上がるだけだったし、それは誰かが指揮をとればできるんです。
指揮をとる人が諦めなければできるんです。

人間関係は、特にいじめは、いじめてる人に辞めてもらうしかありませんでした。
もちろんクビにはできません。
だから、ド直球で話をさせてもらいました。
「あなたの行っている行為は“いじめ”だよ。それじゃ、新人さんも育たないし、会社の未来がないよ。いじめをやめられるかい?」

いじめてる人って、いじめてる意識はないものです。
それでは困るから、あなたはいじめていると伝えなきゃいけません。
嫌な役ですよ、本当に。私だってそんなこと言いたくありません。

そんなこんなで、問題の根を取り続けた結果、業績は確実に上がりました。
仕事の工程を改善だとか、方法論だとか小手先の問題解決のフリでは何も変わらないんです。
問題の真ん中にあるのは「人」です。
ケンカもしましたし、上手くいく時ばかりではありませんでしたが、「人対人」でしっかり向き合って理解し合えました。
そうやって人を変えて、職場を変えて、そこに業績がついてきたのです。

さて、ここまでは成功の道のりとしてなかなか良いドラマなわけですが…それを良しとしない人たちが現れます。

つづく