世界は愛で溢れてる

胞巣状軟部肉腫という、日本に10人居るかいないかの珍しい病気に勝つために、書くことでストレス発散!!

MRIの結果

2020-06-21 19:20:00 | 日記
数日後、MRIの予約をした日がやってきました。
予約は午後だったのですが、朝、母から電話が。

「整体の先生の所、今日連れて行けるから、MRIはキャンセルできる??」

とのこと。
すぐにでもMRI撮って欲しかったのに、主人は仕事なので母の来てもらえる日に合わせて、待ちに待った日なのに、整体に連れて行こうとしてくれていたので、思わず、

「なんで??なんで??
すぐにでもMRI行きたかったのに行けないから、痛いの我慢して待ってやっと今日行けるのに、なんで今日キャンセルして整体なの😢❓❓」

と、
わざわざ実家から来てくれるだけで大変なのに、少し半泣きになりながら抵抗する私。
まさか今みたいな状態なんて夢にも思っていなかったので、整体の先生にみてもらえば治ると思ってくれていたのでしょう。
そこに行くのも遠いし、優しさで連れてってくれると言っていたのです。

さすがに私の反応を聞いて、

「そうよね、うん、わかった!病院に行こうね」

と納得してくれて、片道1時間かけて来てくれた両親と学校がお休みの息子くんを連れて、MRIを予約した病院に向かったのでした。

その時には、歩くのもやっとな状態だった私。
首を少し傾けるだけで激痛が走ります。

MRIがあるとはいえ、町医者さんなので、今入院している大きな病院みたいに、撮る時の体制など、臨機応変に対応できる設備なんてありません。

平らな硬いベッドに、頭のサイズの枠が置いてあり、そこに自分の頭を入れ込んで寝て、機械に入っていくのですが、その工程が、今の私には地獄😭
レントゲン撮る時も大変でしたが、今回はプラス、小さな枠に頭をはめ込む作業が、大変で、かなりの時間かけて、痛みに耐えながらやっとのこと横になり、頭を少しずつ手でずらして、なんとか定位置に💦

位置についちゃえば、あとは15分程動かないようにするだけ。

でも、あれですね、私、閉所恐怖症でも、暗い所苦手でもないのですが、MRIのあの音、恐怖を煽る音っていうか、個人差あるとはおもうのですが、怖いものですね😢

緊急地震速報の音、私大嫌いなのですが、そんな音がしたり、日常ではなかなかない奇怪な音っていうか。。。

こんな思い、息子くんには絶対させたくないって、少しぽろっと涙が溢れました。

無事に撮影終わり、起き上がるのも大変でしたがなんとかできました。
そして、しばらく待合室で待ち、名前が呼ばれて診察室に入りました。

この前とは違う先生。
画像とカルテを見ながら、前回と同じように説明をします。

何度も画像を確認する先生。

そして、しばらく診察した後、先生からこう伝えられました。

「首のここに、何かあるんですよ。紹介状書くので、すぐに大きな病院に行ってください」

と。
一緒に診察室へ来てくれた母が確認をします。

「それは、腫瘍があるということですか?」

と聞くと、

「そうです。他にも痛い箇所があるとのことなので、全身調べる必要があります。どこの病院がいいですか?」

そう聞かれて、私は、この前介護職の義理の母に評判良いと聞いた、大きめの病院を指定しましたが、

「そこでは、わからないと突っ返されてしまうと思います。もっと大きな病院でないと。。。」

胸に手を当てて、不安そうな母。

そんなに大変なやつなの??
と私も不安になりながら、高校生の頃に入院していた、県で1番大きな大学病院を言ってみました。

「そうですね、そこが良いでしょう。今確認しますね」

と、紹介状やデータを用意してくれました。

「頸椎のこの先生がいいんだけど、来週にならないといないみたいだね、とにかく早くないといけないのに。。。でも、明後日に他の科だけれど病院にはいるみたいだね、ここでみてもらえればいいけど、わからないから明日電話して聞いてみてね、万が一無理だったら来週まで大丈夫かな?大変だけど、とりあえず聞いてみたほうがいいね」

と、電話番号と名前などが書いてある、印刷した紙をくれました。

後で聞いたら、院長先生だったようです。


診察が終わり、会計が出るまでの間、待合室に座りながら、なんだか人ごとのような、まだ、大丈夫、なんてことないよね、と思いながらぼーっとしている自分がいました。

後ろにずっと母がいたことにも気が付かず、会計が出て母に呼ばれてふと我にかえります。

そうだ、息子くんどうしよう。
入院になるって言ってたし。
とりあえず主人に電話だ。

と、電話をしたらすぐに出てくれました。

うまく説明できたかわからないけど、主人も急すぎてよく理解できないような、そんな様子でした。

そのままとりあえず処方してもらった薬を取りに行き、帰宅しました。

とにかくまずは明日電話して、先生いるか確認しないと。
母に、
「朝、電話できる?」

と聞かれ、

できるよ。と言って、朝一にスマホでベッドから電話できるように、枕元にもらった病院の連絡先の紙を置いてもらいました。

夜ご飯を用意してくれて、来てくれた両親は帰って行きました。

今すぐにでも診てもらいたいけれど、それは無理な話。
主人に明後日無理なら来週になっちゃう。それまで我慢できるかな?どうしよう😢
と相談すると、

「僕に任せて、なんとか診てもらえるように取り合ってみるから!」

と頼り甲斐のある事を言ってくれたので、半分安心して、明日の電話は主人に任せることにしました。

彼は、出会った時からおしゃべりで、2人でいるとずーっととにかくしゃべっていて、静かな人と長い事付き合っていた私は、こんなにしゃべる人いるんだー。聞いてるだけで笑っていられるな😊
と、とにかく2人でいるのが楽しかった。
そんな彼と一緒にいたいと思って彼の告白に頷いて始まった私たち。

口から生まれてきたのでは?とたまにうるさいと思う事も結婚して9年、沢山ありましたが😂
私がたまに友達と飲むために実家に1日帰ったり、彼が肺炎で4日だけ入院した日以外は、片時も離れず、毎日真っ直ぐ家に帰ってくる彼とずっと一緒にいた。
毎晩、毎日、そんな彼の弾丸トークに笑ったりうるさーいって言ってみたり。

そんな彼のトーク術に、こんな時に助けられるなんて思ってもいませんでした。