先月から作り始めたチビアマゴ用NETがなんとか今シーズンに間に合った。
同時に2本作り始めたが、残りの1本はネットを編んでいるので
シーズン中には間に合わないかもしれない。
チビアマゴにNETと思われるかもしれないが、特に大井川筋のアマゴは
小さくても魚体が綺麗なのでデジタルキープすることが多い。
というわけで、来年のオショロコマ用も兼ねて作ってみた。
今回のポイントは「いかに小さく安く作るか」がテーマ。
フレームはホームセンターで買った檜とチーク(2×12)35円が5本
グリップ材は15mm厚の桂(木目の良さそうなもの)240円(2本分とれる)
リリースNETは100円ショップで見つけたソフト巾着を流用105円
接着剤や塗料、ペーパーヤスリ、ヒートンなどは手元にあったのでそれを利用。
ということで原価400円也。
手持ちの物を金額換算しても300円から400円くらいなので、
800円弱で完成した。コスト的には十分OKである。
残りの1本はクレモナ糸及び染料の費用が少しかかるので
1200円くらいになりそうだが、それでも安い。
出来はというと、70点。
サンドイッチしたチークの導管の埋め込みがうまくいかず
塗装が今ひとつになってしまった。
あとはグリップの切り出しをホームセンターで行ったが、
機械が大きすぎてなかなか苦労した。
それと、本当はもう少しだけ小さくしたかった。
ヒットは100円ショップのソフト巾着で、上州屋などで売っている竹製の
ネットに付いているものよりかなりソフトなので、繰り返し使用した場合の
強度に問題なければ十分に使える。
ナイロン100%なので多分大丈夫だと思うが。
早速今週末に使ってみるつもりだ。