車イスで富士山‼️

76歳要介護5、車イスの父の冒険。
現在、施設入居中。

疑問

2024-02-28 18:00:00 | 介護の日常
この日、ネイルケアのお客様が結構いて
同じ敷地内の建物から
父のところに行くのが遅くなり
あんまり滞在時間がありませんでした。

午前中に施設へ向かう電車の中で
相談員の方から連絡があり
ケアプランをお話したいとのこと。

待ち構えていた職員さんと
父の個室で3人でお話です。

でも、まさか本人の前で
看取り希望を聞かれるとは…

最初に本人に
どこで死にたいですか?って聞き
では、ご家族は?って、続き…

あの、ちょっと
認知症の方への対応と間違ってないですか。

案の定、父は
もう早く死にたいよ。と
耳にタコになった発言をして
あまりのデリカシーのない質問に
びっくりした私でした。

聞いたのは若い女の子だったので
まあ、ただの経験不足かも知れませんが…

そして、ご飯を食べさせないとと
早く帰れとばかりに焦らされ
ゆっくり足の爪を切ることも出来ず
ささっとかけ足で切って
そそくさと退室しました。

片道2時間
時間もお金も手間もかけて行って
面会時間が30分だけとか…
どうにかならないんでしょうか。

沢山の方に施術したのと
そのあとの面会時間の少なさに
ぐったりしてしまったので
ひとり帰りにビールを飲みました。

Happy Halloween

2023-10-22 11:20:00 | 介護の日常
10/22に届いた。

なかなか仮面が似合ってる。

娘の私が言うのもなんだが
父は結構男前。
祖母がハーフ顔だったので
その血を引き継いでいる。

お洒落には無頓着で
私があげたものや
コーディネートしたものを
そのまま着てくれてた。

背も高いから
カッコよく着こなせてたし
孫から貰ったブランドものなんかも
車イスになってからも着ていた。

好きなものを着せてあげたい。


こどもの日

2022-05-05 11:17:00 | 介護の日常
GWですが、父の生活はいつも通り。
今日もデイサービスへ行った。
医療介護関係者の皆様には頭の下がる思い。

せめて父に鯉のぼりを見せたいと下見して来たけど
やはり激混みで、台湾フェアも入れなかった。
今日はめげずにスカイツリーの方に行ってみよう。

唯一、出掛けられそうな日に父の具合が悪くて
今まで何のレジャーもないGWになってしまったけど
明日はヒカリエの恐竜ショーのチケットを買ってみた。
そのあと、どこかで鯉のぼりが見せたい。

実は先月ディズニーにも行って来て
他にもいろんな挑戦をしたんだけど
ブログが追い付いてない…

とりあえず、1つずつでもUPしないと。

まとまった時間が欲しいなぁ。

昼デニ

2022-04-13 13:12:00 | 介護の日常
実は、麻雀スクールに行った日の夜
父がずっと脚が痺れて痛い、と言って
食べるのも眠るのもしなかったので
心配になり、次の日通院した。

頭や身体の状態に何かあるかもしれない。
取り越し苦労でも、念には念を入れておいて損はない。

結果、前から処方されている漢方薬を飲んで
様子を見ることになったが、何もなくて良かった。

ついでに薬の処方もしてもらったので
今月は往診なしで、診察基本料が安く済んだ。
ラッキーである。

このように前向きなポジティブ思考が
介護人にも介護される側にも必要不可欠なのだ。
私も少しはコントロールしているが、元々の性格も大きい。

介護して関係がクローズになってみて
改めて父の性格を受け継いでいると感じた。
基本、おめでたいのだ。

優しさ=強さ
というのは、私の昔からの持論だが
まあ、これを地でいくのが父。

優しいだけの人はつまらない
なーんて思ってたのは若い頃だけ。
今は優しい人が最高だと思う。

そして、優しさっていつでもあるものではない
とも大人になるにつれてわかってきた。

特に相手に思いやりもないのに
常に優しく接するなんて至難の業だろう。

せめて私は、どんな状況であっても
変わらず周りに優しくあるよう心掛けよう。

もうすぐネイルの試験で私に全く余裕がないので
父をショートステイに頼むことにした。
もっと早く決断しなかったのが後悔だ。

そして、黙ってショートに行ってくれる父
急なお願いを受け入れてくれる施設に感謝する。
ケアマネに至っては「ショートどこかでとりますか」と
事前に優しい言葉を掛けてくれた。
わかってらっしゃる…

病院の後に、お決まりのいつものデニーズへ行き
ランチプレートにプラスでキャラメルハニーパンケーキまで食べた父。
食欲が出て、良かった良かった。

嫌な顔ひとつせずに
デニーズへようこそ、と毎回言ってくれる従業員にも大感謝だ。



お迎え

2022-04-03 23:55:00 | 介護の日常
ショートステイの送迎は
料金が発生するので
自己送迎も選択出来る。

デイサービスと併用している施設などでは
送迎の混み合った時間に組み込むのが大変なので
自己送迎でも結構喜ばれる。

利用者側からしても
都合のつく時間に動けるし
夕飯まで出して貰えるので(送りだと夕飯はカット)
同じお金でお得感たっぷりだ。

ということで、雨の中、夜19時に迎えに行った。

娘も初めて空色ポルテに乗り込む。

中古車は何ちゃらとブーブー言っていたが
いざ乗ってしまえば、便利そのもの。
若いので1度ですっかりコツを掴んでいた。

帰ってから2〜3時間くらい
父のベッド横で何やら話していたが
あえて聞かなかった。

次の日、父から聞いた話では
「このままだとお母さんが死んじゃうから
私が学校を辞めて手伝う」
と、言っているらしい。

おーそれは、勿体無いお言葉。
母親冥利に尽きるというものだが
そんなことはしてもらう必要もなく
娘が出来ることはもはや何もない。

1つだけ出来ることは
ちゃんと勉強して卒業すること。

それから逃げていたら
後に大きな後悔をすることになる。

親もそのまた親たちも
あなたたちが毎日幸せに暮らせていたら
それだけで大満足なのだ。

この普遍の子への愛情って
大人にならないとわからないんだろうなぁ。

たまに、たいした大人でも
理解出来てない人がいるけどね。


追伸:写真は船橋屋の桜あんみつと桜おしるこ