父の褥瘡の治りが悪いので
やっと皮膚科に連れて行った。
近所でバリアフリーになっている個人病院。
先に私が入り、車イスで大丈夫か聞く。
すると
「褥瘡は皮膚科じゃなくて外科なのよね〜」
と、奥から女医の声。
あぁやはり診てもらえないのか…と
がっくりする私に
「何も処置できなくてもいいなら診ますよ」と
優しい年配の看護師さんが。
折角ここまで連れて来たので
何とか軟膏だけでも処方して欲しくて
骨折り損なのは承知の上で診察へ。
これまた年配のベテラン女医さんが
「痩せるとダメよ。タンパク質を食べないと」
「栄養を摂って、ベッドでゴロゴロしなきゃ」
と、当たり前のことを話してくれた。
あけすけだけど、何故か温かみを感じる話し方。
父と同世代だからか、親身になり診てくれる。
結局、処置をする軟膏も何もなく
(皮膚科なのにどういうこと笑)
ガーゼを貼って終了だったが
簡単な軟膏を院外処方してくれた。
とりあえずは、それを塗布するしかない。
帰りにそのまま
栄養を摂るためにデニーズへ。
父はステーキとハンバーグのWグリルを食べ
デザートにあんみつまで平らげた。
父も私も
あの皮膚科で診察してもらい
不思議と元気になれた。
ああいう先生が往診してくれたらなぁ。
外科で切開にならないように
早く治さなきゃ。
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