
先日 母と過ごした時のこと
(母) わたしの足元を見ながら 可愛らしい靴下を履いているね~
(私} これ? 暖かいけれど 2年くらい履いているので ほら 親指が顔を出しそう (笑)
と スリッパを脱いで 足を持ち上げて見せた
(母) 今のうちに繕っておけば まだ履けるから さっと縫っておくといいよ
【 繕う (つくろう) 】 。。。 最近 あまり聞かなくなった言葉
昭和の時代(40年位まで)は 当たり前のことだった
わたしも デンセンしてしまった 制服の黒靴下を 丁寧に繕って履いていたもの
別に恥ずかしいことではなく 靴下の穴かがりは 見慣れたものだった
時代が変わり
穴があいたものを繕ってまで身に着けよう なんて 今の若い人は思いもしないだろうな
いま有るものを大切に使う 。。。 母が生きてきた時代の美徳
【美徳】 という言葉でさえ もはや 埋もれてしまっている
・・・
さて 母に言われたとおり 指先の薄くなっているところを 繕いました

少し いびつだけれど これで この冬いっぱいは 履けそうです