杏 逝く
2014-10-29 | 猫
飼い主です。
ブログのアップしていなかったため、立て続けに訃報になってしまったこと申し訳なく思います。
杏が、昨日10月28日に息を引き取りました。
16歳6ヵ月でした。
杏を知っていてくれた方、ありがとうございました。
鶉の時のように都合良くはゆかず、仕事で看取ることはできませんでした。
心臓病を患って3ヵ月の命と言われていた状態から1年以上、飲み薬だけで不自由なく元気に過ごし獣医さんからも驚かれていましたが、10月に入ってまもなく突然食欲が無くなり始め、もともと心臓病発症したときに肺水腫も起きていて、そのときにすでに肺が一部だめになっていたため普段から息は上がっていたのですが、口で息をするほど荒くなり検査するとまた肺に水が溜まりだしていました。
肺癌を併発したためでした。
もう水を抜いて呼吸を楽にすることしかできない状態で、栄養を少し入れただけの水と、呼吸が楽な時だけスープ状のご飯を舐めるだけで、歩くのもふらふらでままなりませんでした。
それでもトイレしたい時は一生懸命場所探してて、その姿が見ていて辛かったです。
息があがって死にかけるので、心臓の薬を飲ませるのも命がけでした。
27日に帰るととても辛そうで、夜間だったけどタイミング良くまだ担当の先生がいらっしゃったので、無理言ってみてもらいましたが、このとき心臓がもう動きがゆっくりになっていると言われました。
水を抜いてもさほど状態は変わらず朝を迎え、仕事に行かなければならない時間の頃には、苦しくて場所を探して動きまわるようになってしまっていて涙が止まりませんでした。
なんとか杏の部屋の寝床に落ち着かせ、言葉をかけて仕事に向かいましたが、杏と目があったのが鶉の時と一緒だったので帰るまでもたないなと思いました。
鶉もじっと私を見つめていて、その後発作が起きたので、別れの挨拶だったのかなと、なんて言っていたのかなといまだに考えます。
職場も協力してくれ少し早く帰れましたが、すでに杏は硬くなっていました。硬さからの推測ですが朝出てからすぐ頃だったんじゃないかと思います。
ゲージ(猫部屋)のドア前で倒れていたので、苦しくてとにかく外に出なきゃって思ったのかなと辛くなりました。
「仕事は休めないからね」と常日頃言い聞かせていましたが、本当に残念でなりません。
面白いくらいに妹気質で、2kgもないくらい小さくて、兄頼りなくせに兄には手厳しく世話好きなかわいい女の子でした。
私のつまらない生活を楽しくしてくれてありがとう杏。。
************************************************
鶉も逝き杏も逝き……もうぬこ溜まりは見れません。
お兄ちゃん枕
麒麟は…わかっているのかいないのか、一度顔をのぞきに来ましたがそれだけであとはいつもと変わらず食べ物のことしか考えていないようです^^;