第2目標だった年越しだよ…ビーちゃんさん。。
大掃除で猫ビルを壊して片付けたけど、あんな汚くてボロボロのおうち片付けたらせいせいするはずなのに、涙が止まらなかったよ。
新しいおうちは小さな棚になっちゃったけど、気に入ってくれたかな?鶉と一緒にしたからぶーたれてるかもねw
そんなこんなで、おもひでぽろぽろも残りはビアンカだけ。。ということで。
「この子はどう?」と差し出されたそのコはとても美しかった。
どうせ飼うなら親から離せるぎりぎりラインの2カ月から飼いたかったので、子猫を見せてもらっていたのですがそんな中、真っ白で目を瞠るほどの美しい猫も見せられました。
純粋に美人さんだぁ~って感想が口から洩れてしまうほど。
抱っこすると、その白いのはがっちりしがみ付いて離れませんでした。
可愛かったけど、そのコは7カ月でもう立派に育っていて、悩んだのですが仔猫の方に決めそのコが2カ月になるまで待つことになりました。
そして事件が起きました。
譲り受けるはずだった仔猫が亡くなってしまったと。。
何事かと思いました。聞くと、放し飼いの猫がコンセントいじくって暖房が切れてしまったとのこと。
真冬の出来事です。
成猫は数頭風邪ひく程度でしたが、仔猫たちは耐えられなくダメだったコが多かったそうです。
そして、私はその白いのを迎えることになりました。
後にその事件を、どうしても私のところに来たかった白いのが、放し飼いの猫をそそのかしコンセントをいじくらせて自分が選ばれるようにした、なんて人間様のご都合主義な作り話を考えるのでした(笑)
その白いのは、うちに来ると怯えることもなく部屋の物色をしてルンルン♪な様子でした。
やっと自分の城が♪って感じだったのかなwすごい連れてって感出しまくってたしww
名前は、小学生の頃から大好きだった本の主人公ミスビアンカから取り、「ビアンカ」にしたのですがちょうど白って意味もあり、結果的にぴったんこでした。
運動音痴でおなじみのビアンカですが、ピチピチの頃は若さで体力が有り余るのか、寝る前は必ず部屋の隅から隅まで運動会をし、部屋の角をカリカリッとムササビのように飛び上がり一段落つくと布団の中に入れろと枕元をカリカリして布団の中でぐっすり寝ていましたが、鶉が来た途端にこの行動が止まり、その後死ぬまで布団の中に入ることはありませんでした。
若いころのビアンカの大好きなおもちゃは、紐リードの先に小さなキューピー人形をくくり付けたお手製のものでした。
私が帰ると、紐をくわえて持ってきて私の前にぽとっと落し、私が気付くまで見つめ続けるというくっそ可愛いことをしてくれていましたw
私がトイレやお風呂に入ると、必ず扉前まで付いてきてニャオニャオ。中を覗かないと気が済まないコでした。
鶉が来てからは、怒って怒って性格変わるほど大変でしたが、ビアンカを最優先に贔屓することにより&仔猫パワーに押され、なんとか下僕として受け入れてくれて良いことも悪いこともしっかり教えてくれる良きボスとなりました。
家で腹を見せて寝るのは4匹の中でビアンカだけでした。(夏の暑すぎる日は鶉も腹出して伸びることはありましたがw)
なんだかんだでやはりボスだったのでしょうね。独りが好きなくせに人の心配をして寄り添ってみたり、何でも知ってるような顔してみたり、ホントあれ猫だったのかなってくらい不思議な存在でした。
ビアンカは喜ぶとヨダレを噴きました。
猫を飼ってる友達に聞いても同じことするコはいなくて、なにそれwと笑われる始末。
世の中にはきっと仲間は居るんだと思いますが、極少数派なんだろうな。。
これは下僕の鶉もやりました。完璧に伝授されていましたw
麒麟と杏はビアンカに育てられていないのでやりませんでした。
うれしすぎてヨダレが抑えられないとか、いったいどういう症状なんでしょうかww
運動音痴のビアンカ大先生は、ローテーブルの高さでもよく腹を打ってました。
火葬の時、頸椎の一部がくっついてる症状がみられるから運動音痴だったんじゃないかといわれ、ハッとなりました。
まさにそれのせいでジャンプが苦手だったんだね。
待て、ハウス、ごはん、おいで、返事は?、アラーム鳴ったら起こしてね、いけない、チッ(舌打ち)、いろんな言葉を覚えてくれたビーちゃんさん。
私の良き理解者だったビーちゃんさん。
あとの3匹はただただ可愛かったけど、あなたはなぜそんなに可愛くかつ不思議な存在だったのか。
私は幸せ者だったのですね。私は大丈夫だよ。でも・・
この先、あなたのような存在にまた出会うことはできるのでしょうか。