ＭＯＮＧＯＬ８００を見た～～っ♪

待ちに待った、ＮＨＫのプレミアム１０でした。
沖縄の幻のインディーズのバンド、モンパチが、ＴＶで見られる！？！？
予告編で見て以来、カレンダーに忘れないように書いておいた。
けれど、忘れないためのカレンダーのメモを忘れることが多いんだな～。

これは忘れずに見ることが出来て、良かった！

元々は子供の友達のお兄さんが好きで、って言うルートから、何年か前に彼らの作品に出会ったのだけれど、決してＴＶなどにその姿を現すことはなく、音楽関係の雑誌の中でも、一度も見たことのない彼ら。

やっぱり一番印象に残るのは、メインボーカルの声なので、そこから勝手に、「ワンピース」のウソップみたいな外見かな～（正しくはもうちょっと体格のいい）なんて、以前子供たちと盛り上がったこともあったのだけれど、昨夜初めてその姿を見て・・・、あ、なるほど。

決して体格のいいウソップ（要するにかつてのヒッピーという感じ？）ではなかったけれど、イメージと違う、ということもなく。
しいて言うなら、ああ、若者だな～（なんじゃそりゃ）と。

素朴なやっぱりどこか沖縄テイストを感じる若者たちでした。


「やさしい歌が世界を変える～ＭＯＮＧＯＬ８００　沖縄・奄美　トロピカルツアー～」

番組の概要は全国ツアーはしたことがあるけれど、今回は普段行けなかった地元沖縄のあちらこちらの場所で、夏休みの間にツアーをしたという活動風景の紹介でした。

その会場は、ほとんどがライブとはあまり縁のなさそうな公民館みたいな所だったり、地方の観光ホテルのシャンデリア付きホールだったり、だからライブ活動をするにあたって、空調とか音響とか、ちょっとした設備が整っていない場所で、準備段階で思わぬアクシデントがあったり、ライブの最中にも予期せぬことが起きたり、それらが全て良い思い出になっている、という、見ているだけでもなんだか心が温まるような内容でした。

面白かったのは、本っ当に顔を知られていないので、すぐそばにいるのに、「モンパチ」の話をしているのを聞いたり・・「この船に乗ってるらしいぜ」って言う話をすぐそばで聞く、など・・そんなエピソード。

曲の方は、ＣＭに使われたり、誰かがカバーしていたり、最近では月９のドラマの挿入歌でも使われていたので、耳にしていない人はあまりいないんじゃないかと思います。

飾り立ててもいない、捻ってもいない、まっすぐで心のままのメッセージ、といった内容の歌が多く、曲の方も、特別強いインパクトを与えるようなものではありません。

そして彼らの歌っている姿を見て、ますます「飾っていないまっすぐな」の印象が強く残りました。
けれど、心に訴えかけてくるものがある。

　　

数年前に沖縄に行った時、初めてこんなに青い海というものを目にし、感動しました。
海水というのは、本来こんな色をしているんだ。
私が今まで見てきた身近にある海水は、何故あんなに黒々とした色になってしまったんだろう。

青い海は、ただ青い本来の色、姿を見せているだけ。
南の島の木々の枝を揺らす風も、ただ吹いているだけ。

けれど、伝わってくるものがたくさんあるような。

沖縄の歴史や風土が彼らを生み出したのかな。
そんな風に思いました。

彼らのメッセージが、聴いていた全ての若者たちの心に、ちゃんと届いて留まっているといいんですけどね。
そんな風に思うのは、余計なお世話かしら。

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　・・ちょっとついでに・・
　　　　　　　　　　　　　沖縄で買った、ガラスのペンダントです。
　　　　　　　　　　　　　　　綺麗でしょ？



沖縄集団自決に関しての教科書問題に関して、彼らが新聞社からインタビューを受けたという話が、番組内で取り上げられていましたが、こちらで紹介されています。

数々のメッセージをこめた曲の歌詞の紹介は、こちらに紹介されています。

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