日々感じたこと

とあるフランス料理のお店の物語

週末、田舎に帰省し、すっかり風邪ひいてぐったりしつつ、本を読んでいました。
タルトタタンの夢という本で、近藤史恵さん著です。
小さなフランス料理のお店には、常連さん含めたくさんの人がやってきます。
少ない人数で切り盛りするこのお店のシェフは、昔の侍をイメージしたようなちょっと風貌が変わった装いをしていますが、味は確かで、訪ねてきてくれるお客様を満足させます。
ちょっと悩みを抱えたり、家族の事情を抱えたりといったお客様が訪ねてきたときは、シェフが、料理や食材を通して、なんとなく推測したことをお客様にお話したりするお話です。
探偵みたいな推理ではなく、料理を作り、料理を食べてもらうことで、お客様が納得できるような思いにさせてくれるといった感じです。
ただ、料理の描かれ方が本当に美味しそうなので、読んでいると、ほんとお腹すきます。
フランス料理って敷居が高いけど、こんなお店なら寄って常連さんになりたいって思えるような描き方をされているので、もし本屋さんにあったら手に取ってみてください。
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