日々感じたこと

オルゴール店を舞台としたお話

曇り空の今日。週末ふと読んだ本をおすすめします。

タイトル:ありえないほどうるさいオルゴール店
著:瀧羽 麻子
ありえないほどうるさいオルゴール店

ありえないほどうるさいオルゴール店

「ごめんね」も、「ありがとう」も。時に音楽は、言葉以上に「想い」を伝えます--。
心の音楽が聴こえるという店主が、その不思議な力で、傷ついた人の心にやさしい魔法を...

幻冬舎

 


古びた佇まいのオルゴール店の店主さんは、ちょっと不思議な能力の持ち主です。ふとお店に訪れた人に、お店にあるオルゴールを薦めつつも、その人にあった曲をオルゴールに吹き込むことができます。物語を読み進めることでその能力の理由も明らかとなります。誰もが問題に出会ったり、抱えこんでいた心の悩み不安を、店主さんの不思議な能力で、その人に合ったオルゴールの曲として、再現し、そっとその人の後押しをしてくれます。
一番素敵だったのは、卒業旅行にきた女子大生3人がお土産として買ったオルゴールのお話です。4人組バンドを組み、卒業間近になりそれぞれが進路に悩み、夢を追い続ける一人の仲間とギクシャクしてしまった3人がオルゴールの曲で、気持ちが一つになり、夢を託します。人生それぞれの場面の物語が描写されているので、今の自分にあったお話に出会えると思います。
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