ねここねこの家

アモクロノス~旅の戦い(battle of the journey)~2 「経緯」

 

「経緯」


時空世紀0031の世界、各所に様々な国が散りばめられた空間になっていた。

守里剣(まもりけん)16歳の誕生日、同じ年齢のどこかずる賢い鏡俊一(かがみしゅんいち)と、優しい安藤成(あんどうせい)とジャンク屋で過ごしていた。


そこへ、偶然現れた13歳のセイナ・凛とAIのロロナ、17歳のララ・欄という少林寺を習っているどこか意地っ張りの次女、20歳で法律に詳しいカンナ・唯という長女、実は人工知能(AI)だった27歳の世話役トキノ・マーズリがゲンナ号とともに現れた。


セイナの父親でエンジニアの47歳の麻生と、45歳のリリアンも加わり「マーズの鉱石」を探すことに。

守里はジャンク屋で鏡と安藤に見つからないように、作っていた機体があった。


セイナ達の力を借りて、代々伝わるマーズの鉱石によって「ゲンナマーズ」という名でも呼ばれる、通称「Gビャクヤ」が出来上がった。

その姿は頭部がヴィクトリーの「V」で目立つ、体の部分は金色と白に包まれ、動力部分は濃い青に覆われた機体になった。


カンナに関わっていたベラーナも加わり、シロハタ・カンパニーとエンド・カンパニーの戦いのようだった。

実際はシロハタ・カンパニーは「アゼラ」という精鋭チームに乗っ取られていた。


最高指導者は冷酷なアベルト、そこへ血は繋がっていないものの、非情なカイリ、片目だけ仮面のアベルトに反対しつつ、謎のマイールのゼスタローネ兄弟によって支配されていた。

「マーズの鉱石」を探し、半永久のエネルギーを手中にするためだった。


掘削型デロリデ、中堅クラスのザンラによってほとんどのエンド・カンパニーは消滅したように思われた。

たった一隻の艦長アル・レレンだけはどこかに消えていった。


「マーズの鉱石」のあるのが日本の「長野県」にあることで、小林の協力があるも裏切られた。

ただし、回避してパワークロノスを作ることに成功し、破壊力のある攻撃でカイリの乗るジャイワナーゾ、アベルトの乗るゲラザロナは、守里とベラーナによって辛くも倒した。


全てが終わったように思えた途端、カイリの乗るジャイワナーゾが現れた。

マイールが銃を向け戦いになるが、マイールは「他の使い道」と謎を残し、ジャイワナーゾで飛び立った。



休むことを知らない旅の戦いだったが、ゲンナ号で相談することになった。

パワークロノスが狙われる可能性は高かったが、守里は高熱にうなされていた。

1週間続いた高熱のあと、待っていたこととは…

 


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