第11話 「父の威厳」
「やめるんだ!」
整備士のサイを振り切って飛び立つ機体があった。
アル・レレン艦長には分かったが止められない。
「Gビャクヤ!パワークロノスを使え!」
「マイール!!お前だけは…!!」
パワークロノスを使った。
不思議な力のように効果がない。
何かが目の前を遮る。
「親に恥をかかせるな」
見たことがない大きな武器で、その機体はマイールに攻撃をする。
目の前のベールに包まれたマイールの機体の色が変わった。
「最後まで邪魔をするな!」
マイールの言葉を無視して攻撃したのは親父だった。
「剣!これでいけ!!」
マイールがGビャクヤを無視して父親に向かう。
「こっちにこいよ!!」
守里が父親に向かわないように言う。
マイールは無視をして、飛び立ったアルクスローナに攻撃する。
「親父ー!!」
父親の乗る機体が墜落した。
アストラーダが拾う。
「親父さんは無事だ!マイールを!」
アストラーダが叫ぶように伝えた。
「サシで勝負だ!」
守里が叫ぶと見たことがない赤紫のオーラが出る。
「望むところだ!」
マイールが叫んだ。
ベラーナが向かおうとするのを、アル・レレン艦長はアストラーダの援護に向かうように指示をする。
攻撃はしないようにと。
誰もが祈るようにGビャクヤとマイールの戦いを見守った。
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