ついこの間まで何も生えていなかったのに。。。
生えていなかった─というのは正しくない。
大きな固まりがあったんだ。
その固まりが見えなくなったら
嵐に攻め立てられた木々みたいなものが現れている。
元は、建物の『骨』。
今は、赤茶けて佇む無残な切り株。
だけど、その赤は
廃れて脆くなった色ではなく
いまだ自らの力を誇る赤なのです。
生えていなかった─というのは正しくない。
大きな固まりがあったんだ。
その固まりが見えなくなったら
嵐に攻め立てられた木々みたいなものが現れている。
元は、建物の『骨』。
今は、赤茶けて佇む無残な切り株。
だけど、その赤は
廃れて脆くなった色ではなく
いまだ自らの力を誇る赤なのです。