店番のニャーである。
名前は、たぶん無い。
ちょっと窮屈な格好だが、細いところにいたから仕方ないのだ。
主人は春になると花の苗を
夏から秋にかけては野菜を持ってきては、ここに並べていく。
値段は会ってないようなほど安いのだが
それでも料金箱にお金も入れずに持って行く者もいる。
ニャーは、そんな奴らをいちおう見張っているわけなのだ。
だが、主人ときたら、お金が多いことより野菜が減っていることのほうが嬉しいみたいだ。
お金もたくさん入ったほうが嬉しいに決まっているのに
本当に変わった主人だ。
それでも、そんな主人が大好きだから
ニャーも招き続けるのさ。
名前は、たぶん無い。
ちょっと窮屈な格好だが、細いところにいたから仕方ないのだ。
主人は春になると花の苗を
夏から秋にかけては野菜を持ってきては、ここに並べていく。
値段は会ってないようなほど安いのだが
それでも料金箱にお金も入れずに持って行く者もいる。
ニャーは、そんな奴らをいちおう見張っているわけなのだ。
だが、主人ときたら、お金が多いことより野菜が減っていることのほうが嬉しいみたいだ。
お金もたくさん入ったほうが嬉しいに決まっているのに
本当に変わった主人だ。
それでも、そんな主人が大好きだから
ニャーも招き続けるのさ。