青い空の下の真っ赤な切り株

暑い日のカメラドライブは面倒だ。
カメラの準備だけじゃなく
紫外線や虫の対策も万全にしないとならない。

ガソリン価格もまた上昇傾向なので
暑いからといってエアコンをブンブン回し過ぎてもいけない。

何かを見つけては停車して降りるので
人の出入りが激しくて冷房効率の悪い家みたいになってしまう。
日曜の朝。まだ７時台だというのに
暑いものが固まりで降りてくるように感じる。

とっとと撮って　とっとと退散しよう！

でも、そうはいかないのが悲しい性です。

広い大地の下に赤いものが見えた。
昔、ここに酪農家があったことを示す痕跡の真っ赤な赤レンガ製サイロ。
家畜用の飼料備蓄庫です。
家屋と違って解体が難しいのか、このまま残されている。
また、近くに立っていた切り株。
木というより元電柱みたいです。

昔からありながら
景色にお似合いのようで、不似合なところもある。
それでもただジーッと空を仰ぎつづけている。

高くなっていく空を計るみたいに