フランスの刑事ドラマ「インヴィジブル〜遺体身元特定チーム」全6話を鑑賞。
捜索願いも出ていない身元不明の遺体が発見された時、チームは小さな手がかりから被害者を突き止め事件の真相をも明らかにしていく。
◆ボスの警視ダリウス(ギョーム・クラモワザン)
◆ちょっと嫌味な警部マリジョ(ナタリー・セルダ)
◆女公爵と呼ばれるラコルデリー(デボラ・クレー)
◆元ボクサーのベン(クエンティン・フォーレ)
4人のメンバーは皆それぞれバックボーンに事情を抱えながら身元の洗い出しに奔走する。成功者(または上流階級者)と そうでない者の間に生まれる軋轢や摩擦が事件の裏にあって、単純な恨みつらみではない動機だったりするので悲哀もある。
7日以内に遺体の身元を特定しないと共同墓地に葬られてしまうという設定だが実際にはどうなのかな?
事件捜査において被害者の特定というのは当たり前のことだと思うんだけど、それに時間的制約を加味したのが面白いというべきなのか、それとも現実問題としてそんなにも身元不明の被害者が多いので実際に7日という期限が設けられているのか…うーん?
最終話でボス・ダリウスの知人が関係する事件となったので、もしやボスの個人的歴史が紐解かれるのかと期待したがそうではなくちょっと残念(チラッとマリジョに触れられてはいたが)。フランスの男性主人公ってパッと見そんなにイケてないんだけど(失礼)、何というか精神的ハンサムさんが多いよね。ダリウスもまさにそれでかなり気になってたのにな〜。
あと女公爵とベンの関係、必死で押さえ込んでた情熱に負けちゃった2人はこの先どーなるんよ! マリジョの家族が電話に出ないってのもフリっぽいし、別班でずっと追ってる連続殺人の件とか、なんか「まだまだ続きますよ」満々な感じの終わり方ですんごい気になるんですけど!?
とりあえず続編あったら絶対観よっと!