紫陽花先生からご連絡をいただき、11日に横浜へ。
最初はいつものように優雅なお茶をいただいていたのですが、急に険しい顔になり、紫陽花先生がこんなことを言い出しました。
「崔隆雄さんかどうかは分からないのですが、どなたかが私の右手を狙って攻撃を仕掛けているようなんです。」
一見するとなんの変哲もなさそうに見えたのですが、手袋をしていたので気づかなかっただけだとわかりました。
それを脱ぐと、手のあちらこちらにキズが見当たります。
※写真を載せたかったのですが、傷の位置などでもかけた本人としては重要なヒントになるということで断られてしまいました。
「もしかすると護符づくりを妨害しているのかも分かりません。」
私は時季が時季だけに(例えばあかぎれのような)、というようなことを言ったのですが、紫陽花先生は首を横に。
「いえ、こういうキズとは違うのですぐに分かります。かまいたちのようにいきなりパックリと開くので、あかぎれとかではないんですよ。」と。
確かによく見ると、かなり痛々しいキズです。
薬を塗られるので「魔術でなんとかできないのですか?」と聞くと、「魔術?こんなもん治せるはずがないじゃないですか。」と笑われてしまいました。
「これでもかなり減ったほうなんですよ。」
という口調から、それでも紫陽花先生はかなりのキズを魔術で治されたあとなんだとなんとなく察しがつきました。
「お大事に」と申し上げると「問題はありません。魔術には意趣返しという法もあります。」ということでした。
「詳しいことはあまり申し上げられませんが、相手から受けたノロイやマジナイをその本人にそのまま返す方法です。これなら見当違いの復讐を与えるような迷惑を避けることもできますしね。」とどこまでもお優しい紫陽花先生でした。
実は崔隆雄さんの脚の指切断は、この意趣返しではないか、と紫陽花先生は疑っているとのことでした。
「崔(隆雄)さんてよくほら呪いをかけておきました、とか言うでしょ?あれ以前から私気になっていて、ああいうのはちゃんとした術師がかけないと、かえって呪った相手からの意趣返しをもろに喰らって、かけた以上の呪いを食らってしまうことがあるのです。素人さんが見よう見まねでヘタに手を出すと、取り返しがつかないことになります。崔隆雄さんはおそらくそれで足が腐ったのではないか、と。もし原因不明の壊疽が続いているとしたらその線が濃いと思ってください。」と。
そこにこんな記事が。
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最新血液検査結果。CRPが高いほかは特に問題となる数値はなし。とは院長先生の話。
カリウムやリンは薬により、適正に管理されているということです。
CRPの値が高く、これは、膝の傷だけでは説明できないとのこと。
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崔隆雄さんが昔やたらとイタズラにかけまくったポンコツ呪いが、見事に戻ってきているとのことでした。
やはり神仏のろいまじないの類は、なんのパワーも持たない単なる主席がアソビで使うと大変なことになるというのは本当なのでした。