認識の狭間で。

11月24日

「確かに私たちは、世間からズレた人種なのかもしれません。」

心の病とずっと戦っている、ある人の言葉です。

彼女が認識したズレってなんでしょう。

「世間一般常識」ってどこからどこまでが範囲でしょうか？
食事時に咀嚼音をさせないとか、寄せ箸をしないとか、映画館や乗り物のなかでは携帯電話の電源を切るとか?
約束は守る事、守れない約束はしないこととか、そんな「日常常識」なんて私にもわかります。
でも、「世間一般常識」を唱える人達が、殆どソレすらできないのは何故でしょう？

「世間一般常識」と言うのは、大衆一般論なのではないですか？
どんなにおかしくてもYes と言って「世間一般常識」にしているだけではないのですか？

便利で都合の良い生き方を常に選び続ける事は、人として退廃していくことなのかもしれません。
灰色の世界に居て、灰色の世界にどっぷり浸かって生きようが死のうが、はっきり言ってどうでも構いません。

ただ、私にそれを押しつけないで貰いたいものです。