7年前に起きた長野県安曇野市の
特別養護老人ホームでの誤食により
利用者が死亡した事件をめぐる裁判で
准看護師の女性の無罪が確定する見通しとなった
この裁判の行方しだいでは
日本の介護に大きな影響を与えたかもしれない
もともと賃金の割りに過酷な労働環境と
いわれている介護職
遺族の方には申し訳ないが、
これで有罪になるのでは
介護の担い手はいなくなってしまうだろう
特に今後介護を必要とする人が増える中
地方では80歳を60代が介護のように
老々介護が多くなっている
また老人ホームに入所すら出来ない人も多いが
それでも看護師や准看護師の手当ても十分とは言えない
まさに日本の介護はいま崩壊に近づいていると
いっても過言ではないだろう
そんななかただでさえ少ない担い手に
多くの負担と責任を負わすことは得策ではないし
老人もどんなに痴呆になろうが人間であり
個々の感情で動き、それを他人が完全に
把握するのは不可能である。
このことを踏まえると
現場の人間に責任を求めるのではなく
これを機にもっと介護に周りが
理解を示すことが大切だとおもう。
特養ホーム利用者死亡 上告見送る方針
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