あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

七夕

2022-07-08 | 私が歌手

昨日の夕焼けは素晴らしかった。

空全体がピンク掛った赤だった。

あんな発色は見たことがない。

女子が「エグイ!」と叫んでいた。

令和では「素晴らしく綺麗」を

「エグイ」と言い表すようだ。

そして七夕だった。

七夕に晴れた記憶がない。

久しぶりではなかろうか?

裏山から竹を切って飾った。

女子が色とりどりの短冊に

願い事を書いた。

「ないかくそうり大臣に

なれますように」と書いたのは

私にしてみれば意外な女子だ。

おばあちゃんに見せてあげたら

「志だけは高い」と言っていたな。

その短冊が何故かいつも

風で飛ばされる。

足元に落ちているのを

何回も竹の枝につけた。

そのたびに

「ああ、ないかくそうり大臣ね。」

「漢字で書けたら説得力が

あるけどな。」と

繰り返し思うのだった。

数学の点数があがりますように。

志望校に合格しますように。

インターハイに出たい。

家族で旅行に行きたい。

おいしいものをたくさん食べたい。

カレシが欲しい。

めざせ北海道。

身長をくれ(笑)などに混じって

楽してお金もちになりたい。

タワマンに住みたいなど

時代を反映したお願いコトもある。

昭和生まれの私など

「楽して金持ちになりたい」と

素直に願うことができない。

苦労の果てに手に入れるという

発想が身に沁みていて、

「それが当たり前で正しい」

とさえ思っている。

それも思いこみなのかもしれない

などと竹の前でわが身を

振り返ってみる。

私の願いは何だろうか?

とも考えてみる。

特になし・・と思ったけれど

考えていたら「コンサート成功」

ほかあれもこれもと

山のように思いつくものだ(笑)

 

 


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