あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

年の瀬

2022-12-31 | 田舎暮らし

夕暮れ時に散歩に出る。

先だっての雪が山や田んぼを

白くしている。

この雪は春先まで残るだろう。

ひんやりした空気。

吐く息が白い。

歩きながらこの一年を振り返る。

自分の思い描くような活動が

できていないと感じて長い。

そろそろお終いにしようかと

考えたけれど後悔が残る。

どの道、年齢を考えれば

声が出るのも残り10年。

ダメ元なのだから全力で行くと

決めた。

その小さな決意で何かが変わる

というわけではないのだけれど、

応援してくれる人が何人も現れた。

やりたいことがいくつかある。

来年はそれを形にしてゆく。

さて年の瀬。

子供のころは親戚が多かった。

ワイワイ集まって賑やかだった。

学生時代は私も帰省して

久しぶりに家族が顔を合わせた。

それだけで年の瀬は特別で

華やかな気分になったものだ。

年々、正月を迎える準備が簡素化

していくが、

玄関と客間にお花を活けて

神棚をお掃除した。

昨今ではそれほど特別に準備を

することもなくなった。

お餅とみかんを買いに行き、

ついでにささやかな飾り餅を

買って来て仏壇と神棚にお供えした。

準備が整ったと思っていたら

この家のかちょーがいきなり

餅つきをするという。

納屋には七輪とついたお餅を入れる

ケースが4つ用意されている。

餅つき機は何年も使っていないが

一応我が家にある。

どうやって餅になるのかは知らない。

母がかろうじて知っているが

自信なさそうだ。

かちょーが「わしは餅が好きなんだ」

と言う。

そうなの?

私はいつお餅を食べたらよいのか

分からない。

ご飯なのか、それともおやつなのか。

そうこうしているうちにお餅は

すっかり食べられてしまうのだ。

かちょーが餅米6キロと

餅とり粉を買って来た。

本気だ。

6キロの餅米でどのくらいの餅に

なるのか誰にも分からないが

取り掛かった。

七輪だと火力が弱いということで

ガスに蒸し器を載せて

40分のタイマーで炊いた。

食べたらもう10分だった。

手探りながら炊けた。

それを餅つき機にぶっこんで

手探りながら良い餅ができた。

アツアツを手でまるめる。

餅が手やタッパーにくっつかないよう

餅とり粉をふりかけて。

かといって多すぎると

つやがないしわしわのお餅になる。

甥が手伝って不思議な鏡餅もでけた。

これでお正月が来ても安心だ。

 

 

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