しかし。
しかし。
しかし。
小銭を手に取り颯爽と目的物を探すも。
公衆電話とやらが。
見つからない。。。
すでに8時を4分ほど過ぎてるし。
ここから移動して、公衆電話探している間にだ。
青い旗を先頭にした一団をだ。
見過ごすことに、なりかねんのだ。
どこまでも金太郎アメのように続く試練。
北朝鮮という道のり険しさに挫折しそうなる。
もうこうなったら。
やるしかない。
やるしかない。
やるしかない。
やるしかないよね。
スンさん。
駅の入り口のドアに向かって、
険しい顔で独り言をいう私を、
見知らぬ中国人が怪しげに見ていた。
そんなことはどうでもいい。
とにかく、スンさんに連絡を取るのだ。
周囲を見回すと、首から携帯電話を下げている
人のよさげそうな中国人のおっちゃんがいた。
「それ貸して!」と。
おっちゃんの携帯電話に手を伸ばそうとした瞬間、
右前方15メールほど先に、青い旗がヒラヒラと揺れているのが見えた。
両眼とやらを目いっぱい大きく広げると。
「丹東中国国際旅行社」と書いてある。
間違いない。
昨日、スンさんに連れていかれた旅行社だ。
青い旗をもった女性ガイドが私に向かって手を振っている。
申し込みの際に渡していた私の写真を見ていて、すぐに気づいてくれたらしい。
これが数々の試練を乗り越えてきて私へのご褒美なのか。
愛くるしくて可憐で、めちゃめちゃキュートな中国人美女が一歩一歩私に近づいてきた。
目が合うと天使のような笑顔で「Follow Me」と言った。
ありがとぉーーーーー。
ありがとぉーーーーー。
ありがとぉーーーーー。
もぅ、どこまでもついてイキマース♪
私は、ジャンインという名のガイドの女の子に一目惚れをしていた。
9時00分。
丹東発~新義州行きの列車は、ゆっくりと動き出した。
ついに北朝鮮ツアーが始まった。
歓喜と興奮の中で同時進行する、お腹の痛み具合に不安を感じつつ。。。
しかし。
しかし。
小銭を手に取り颯爽と目的物を探すも。
公衆電話とやらが。
見つからない。。。
すでに8時を4分ほど過ぎてるし。
ここから移動して、公衆電話探している間にだ。
青い旗を先頭にした一団をだ。
見過ごすことに、なりかねんのだ。
どこまでも金太郎アメのように続く試練。
北朝鮮という道のり険しさに挫折しそうなる。
もうこうなったら。
やるしかない。
やるしかない。
やるしかない。
やるしかないよね。
スンさん。
駅の入り口のドアに向かって、
険しい顔で独り言をいう私を、
見知らぬ中国人が怪しげに見ていた。
そんなことはどうでもいい。
とにかく、スンさんに連絡を取るのだ。
周囲を見回すと、首から携帯電話を下げている
人のよさげそうな中国人のおっちゃんがいた。
「それ貸して!」と。
おっちゃんの携帯電話に手を伸ばそうとした瞬間、
右前方15メールほど先に、青い旗がヒラヒラと揺れているのが見えた。
両眼とやらを目いっぱい大きく広げると。
「丹東中国国際旅行社」と書いてある。
間違いない。
昨日、スンさんに連れていかれた旅行社だ。
青い旗をもった女性ガイドが私に向かって手を振っている。
申し込みの際に渡していた私の写真を見ていて、すぐに気づいてくれたらしい。
これが数々の試練を乗り越えてきて私へのご褒美なのか。
愛くるしくて可憐で、めちゃめちゃキュートな中国人美女が一歩一歩私に近づいてきた。
目が合うと天使のような笑顔で「Follow Me」と言った。
ありがとぉーーーーー。
ありがとぉーーーーー。
ありがとぉーーーーー。
もぅ、どこまでもついてイキマース♪
私は、ジャンインという名のガイドの女の子に一目惚れをしていた。
9時00分。
丹東発~新義州行きの列車は、ゆっくりと動き出した。
ついに北朝鮮ツアーが始まった。
歓喜と興奮の中で同時進行する、お腹の痛み具合に不安を感じつつ。。。