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にそくにりん

自転車やバイクでのツーリング。ハイキングや登山。そのほかいろいろ。

蒜山へ

2006年11月05日 | サイクリング
 
 2006/11/05(日) 
蒜山から鏡ヶ成、関金を回るツーリングに。
6時東城集合。今日は5人でツーリングである。    
蒜山への道筋、朝日を浴びたススキの原が夜露に濡れた穂を輝かせている。朝の斜光線が山襞を際立たせなんとすばらしい景色。これが見たくて朝早く出てくるのである。

8時蒜山を出発し大山鏡ヶ成を目指す。8時50分鬼女台展望台へ。天気は抜群である。大山南壁が爽やかなその姿を見せてくれている。やはり私は晴れ男である。いつでも天気はいいのだ。あまり期待していなかった紅葉も思ったよりきれい。

澄んだ空気をいっぱい吸ってペダルを回す。9時15分鏡ヶ成へ。ススキの原が広がり、通り過ぎるのが惜しく適当に散策。各々思ったように秋を満喫。

少し上って新小屋峠を通り越し、地蔵峠へとダウンヒル。ヘルメットの下に帽子を被ったのはいいが、帽子のつばが視線の邪魔をして前傾姿勢が取れない。それにヒルクライムにポジションを合わせたため余計である。最高速度70km/hを目指したのだが60km/hも出なかった。空気抵抗には勝てない。

関金温泉に下る途中、一人降りてこない。どうやらパンクした模様。しばらく待ってたむちゃんが様子を見に。またしばらく待っているとたむちゃんが下りてきた。しかしもう一人は降りてこない。再びたむちゃんは坂を上っていく。元気いいなぁ。やっと今度は二人で下りてきた。今度こそと皆で出発するも、三度パンク。チューブの在庫も切れて、リタイヤ決定。タクシーを呼んで蒜山まで帰ることに。

さて、気分を切り替えて4人で関金へ。風呂に入る時間がなくなり、食事だけで我慢。人数が増えるとそれだけアクシデントも増える。覚悟の上である。    

食事を済ませ、犬鋏峠への上りへ取り付く。上り坂は体力も然りながら、ギヤ比でスピードが決まる。ローギヤが有るほど当然スピードは落ちてくる。同じようにスタートしてもあっという間にたむちゃんは遠くまで離れて見えなくなる。私もがんばるのだが軽いギヤにどんどん落としてしまう。フロントは2枚しかないと思い込まそうとしても、指がコントロールレバーを操作してしまうのである。要は足が弱いだけであるのだが・・・・・・

心拍数はぎりぎりまで上がり、心臓はバクバクである。原因は他にもあるのだが、それは時間が解決する。

豊かな水がほとばしる。顔を洗い水を飲む。甘くて美味しい水である。枯れることはないのだろうなと自然の力に感動する。

牧場の匂いが強い風に乗って向かってくる。峠の手前100mほどが本日の最大傾斜角。最後の一枚も使い果たしやっと上りきる。

蒜山自転車道はよく整備され快適である。景色も最高。此処だけでも十分楽しめる。
泊りがけでのんびりと過ごしてみたい。そう思わせる、近県では数少ない場所である。

私が若かったころは、此処蒜山は最も来難い場所であった。道路が整備され訪れやすいところとなった。観光客が増えればごみだらけとなる。気持ちよく過ごせるのは、それだけ地元の人たちが努力しているのである。ありがたいことである。

汚さないように壊さないように、訪れる者たちよ。

走行距離    57km
走行時間    3時間20分
平均速度    17.1km/h
所要時間    8時間


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