【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

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業態ブラッシュアップを幹部が出来るようにならないと真の意味で会社の成長とは言えない

2016-08-14 09:00:01 | 繁盛のコツ
私どものあるご支援先で今年2月に会社としてはじめて取組んだ新業態の店舗がオープンした。


数字的には非常に好調な滑り出しで私どもも大変嬉しく思っていたが、一方で、やはり新業態であるために立上げ当初は至らない点が多々見受けられた。


このような話はどんな会社であれ、新業態の1号店目の立上げ当初は修正修正の繰り返しであるため、仕方がない部分はもちろんある。


私個人としては「この改善がどれくらいのスピードで進んでいくのか!?」がこの業態の今後の持続力につながっていくため、常に気になっていた。


その後、この会社ではこの新業態で春にもう1店舗、夏に2店舗のオープンを重ねて来られた。



先日コンサルティングでおじゃました際に、社長や幹部の皆さんと直近オープンしたお店で店舗チェックを兼ねて食事をさせていただいた。


もちろん新店舗であるため、オペレーションのずれなどは見受けられたが、2月に新業態が産まれた当初との比較で言えば、ずいぶん「業態としての基礎ベース」が上がったなという印象を受けた。


この陣頭指揮を執っているが、社長トップ自らであるため、改めて「さすがだなぁ」としみじみと感じた。


ただ、一方で、社長がいなければこの「業態の基礎ベースアップ」は実現されなかったのだろうか??と不安になった。


この会社はご支援させていただいて5年を超える年月になるが、その間、会社の業績も成長してきている。


ただ、次の大きな節目である年商50億、年商100億という未来を想定するのならば、やはりそこには「力のある幹部」の存在が必須となる。


そのための「採用」、「育成」、その両方が必要になる。


目指したい未来からの逆算でいまの組織を見つめると「いまから整備しなければならないこと」が見えてくる。


先日はそんな話を社長にさせていただいた。


少しずつ「実現したい未来」を支える骨組みの整備を進めていければと思います。

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