【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

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主力事業において本質的なシェアアップ対策を講じよう

2016-08-13 11:11:00 | 繁盛のコツ
この春先から景況感が怪しくなってきた印象を受ける機会が増えてきた。


ある好調な上場居酒屋チェーンでは25ヶ月連続で前年対比を超えていたが4月、5月と既存店が前年割れを記録。


私のご支援先のあるチェーンでも好調を持続していた業態が月によっては既存店が昨対を割るケースが時々起こるようになってきている。


先日ニュースに出ていたが、爆買いの象徴だったラオックスも純損益で赤字転落になったとのこと。


インバウンドの流れも大きく変化が出てきているようだ。


本質的には2014年の消費税率のアップや円高等が効いているのだろう。


さて、ここで目の前の業績推移に傍観するのではなく、本質的な打ち手を入れることが経営的には重要になってくると思う。



本質的な打ち手とは・・・


①自分たちが当該市場においてナンバーワンのシェアをとる「取扱品目」「対象客層」「対象エリア」を明確に絞ること


②戦略的に絞り込まれた市場において具体的にシェアアップするための取組みを明確にし、それを実行すること


市場全体が伸びることは今後ほとんどのマーケットでは現実的に起こらない


つまり、パイが縮小する中で自分たちの業績を維持向上するためには今までの取り組みをさらに深堀したり、発展させることが重要だ。


場合によっては、「対象マーケットの付加」、いわゆるマーケットサイズの付加もありうるかもしれないが、本質的には、


まず既存マーケット内におけるシェアアップが肝になる。



お盆の繁忙期が済んだら、自社の主力事業のシェアアップにぜひ注力いただければと思います。

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