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【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

人口減少・少子高齢化時代にムリなく会社を安定成長させる方法

2015-11-10 10:14:14 | 繁盛のコツ
飲食店経営において会社の業績を伸ばすために必要なのは、①業態開発力、②店舗開発力、③人材開発力です。

上記3つの力は前に進む力です。

これらに加えて多店舗をマネジメントする④管理力、整える力も必要となります。

そして、これら4つの力が合わさることによって会社の収益性が高まり、⑤財務力が高まります。

5つ目の力財務力が備わるとさらに前に進む力となる①、②、③、の推進力が高まります。

これが、<人口減少・少子高齢化時代にムリなく会社を安定成長させる方法>です。



本日はあるご支援先の事例を交えてご紹介したいと思います。この会社様では今からちょうど5年前に飲食店1号店目の開発をされました。

地元の廃業店舗物件を競売で取得し、郊外型焼肉店を開発しました。

その後、焼鳥店、カツ丼店と開発を進め、現在3業種で計7店舗体制となりました。

もともとは会社の利益は年間1000万程度だったのが、外食事業の立上げによって会社全体の粗利率が高まり、直近の決算では8000万の利益が出せるまでに収益性が向上してきました。

今期の利益予算は1.7億円を想定しており、税引後利益で1億円前後が見込まれます。



まず①業態開発力ですが、基本的には時流適合と原理原則の踏襲、さらに一番化戦略を盛り込んでおります。

息の長い業態開発を心がけており、マーケティングのメンテナンスも日々継続的に行っています。

次に②店舗開発力ですが、いままでの7店舗は1店舗を除いて全て居抜き店舗での開発を行ってきました。

よって、投資回収が非常に早く借入依存が非常に低い状態を保てています。

今後は、⑤の財務力が高まっているので、年間2店舗程度の店舗開発であれば、ほぼ無借金で実行可能です。

現在は③人材開発力の向上に取組んでいます。

昨年より取り組みを始めた新卒採用が会社の社風を大きく変えるきっかけになりました。

来春には新卒2期生が入ってきます。

そして、現在は④管理力にも力を注いでいます。

管理力は【FLコントロール】と【QSC】が基本です。特に最近では店舗クリンリネスの強化に力を入れていますが、だいぶレベルが上がってきたように思います。



上記5つの力を総合的に高めることが<人口減少・少子高齢化時代にムリなく会社を安定成長させる方法>かと思いますので、参考にしていただければと思います。

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