【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

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郊外型居酒屋という安定マーケット

2011-05-10 00:49:58 | 繁盛のコツ
今日コンサルティングでおじゃました会社が経営する郊外型海鮮居酒屋が、このGWに最高日販を更新したとおっしゃっておられた。


夜のみの営業時間であるが126万円売ったそうだ。


客単価は2400円程度だったとのことなので、客数で500人の入れ込みである。


席数は120席であるが、実質は80人~90人入れば満席状態になる。


つまり、実質席数に対しては、約6回転していることになる。


ずっと、満席ということだ。


4月の売上も1750万ほど売られたそうで、4月としては過去最高とのこと。


業態転換してかれこれ8年くらいになるが、年商2億以上を売り続けている。




また、今朝メールをいただいた福島県の焼鳥居酒屋も既存店はこの5月、途中経過で累計前年対比145%まで上がってきている。


この数字は、震災前の趨勢だ。


約2ヶ月で趨勢が完全回復したことになる。


業態転換したのが約3年前でその時の月商が380万くらいだったから、この5月順調に行けば900万くらい売りそうなので、実質、2.3倍以上に跳ね上がったことになる。


そして、昨年12月に開けた新店の焼鳥店も、月商1200万ペースでこの5月は動いていて非常に順調だ。


8月には、1400万あたりが狙えるだろう。


そして、この会社が経営する海鮮居酒屋も前年対比で100%まで回復してきていて、後半に向けて100%を越えられそうだと、お話いただいた。



いずれも立地はロードサイドであるが、非常に調子が良い。


これらの郊外型居酒屋に共通するのは、ファミリーの取り込みに成功しているということである。


そして、客単価2000円ゾーンの郊外型居酒屋は、道路交通法の改正以降、参入プレーヤーが入ってこず、ブルーオーシャン化している。


つまり、競合要因に左右されないため、お客様目線でマーケティングをすれば成果が出やすいということである。


郊外型居酒屋という安定マーケットにご興味のある方は注目していただければと思います。

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