【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

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戦略はわかりやすくあるべき!

2010-04-05 23:01:36 | 繁盛のコツ
先日の新聞にいま快進撃を飛ばすマクドナルドさんの特集が組まれていた。


数年前、不振にあえいでいたマクドナルドが、いまの原田社長体制になってからというもの業績は絶好調である。


原田社長の本は僕も何冊か読んだが、その本の中でも“戦略のわかりやすさの重要性”を述べられていた。
http://blog.goo.ne.jp/nisugi_2005/e/970ecc6774523c792f68a1e0423d5801
http://blog.goo.ne.jp/nisugi_2005/e/3f0cdb3fba89666168bfc17468de6c8b


その場面場面で、いま、会社は何を最優先として改革をしていくのか!?


これがシンプルで、わかりやすくなければ、大きな組織は一つの方向に進めない。


以前読んだ「最高のリーダー、マネージャーがいつも考えているたったひとつのこと」でも、リーダーは組織がどっちへ進めば明るい未来が待っているのか、わかりやすい言葉で伝えられることが大切だと書かれているが、まさに、その通りのリーダーシップを発揮されている。
http://blog.goo.ne.jp/nisugi_2005/e/b950eb6b8fde53220608fcb0d78c1994


ここ数年のマクドナルトさんの戦略は以下のようなもの。

(1)まずはQSCの徹底

(2)24時間営業や100円マックなどの強化による客数拡大

(3)携帯メール会員の獲得によるリピートの動機付けの仕組み

(4)クオーターパウンダーやテキサスバーガーの導入による単価アップ

(5)収益性の低い小型店舗の閉鎖
   ⇒それによる1店舗あたりの売上・収益性の改善

(6)コーヒーの品質アップとディスカウントキャンペーンによるコーヒーマーケットへの進出

(7)ドライブスルーの回転力アップのための3段階方式の導入

(8)黒マックと呼ばれる“ハイイメージ”づくりへの挑戦


そして、1店舗あたりの売上・収益性を高めたところで、新規出店が今後進んでいく。



進むべきベクトルが明確で、「いまこの瞬間は何を目指していて、そして何をするのか!?」が非常に明確であるため、大きな組織が一体化して動くのである。



経営トップの方、リーダーの方々は、原田さんのような“わかりやすさ”ということを今一度参考にしていただければと思います。

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