【飲食店経営】にすぎのコンサル日記

飲食店経営お役立ちノウハウや繁盛のコツを日々掲載いたします

セクショナリズムの壁を取っ払おう!

2012-01-17 08:18:38 | 繁盛のコツ
おはようございます。

今、神戸から特急列車に乗り、鳥取県に向かう車中です。

目的地まで遠い道中ですが、この時間はゆっくりとした時間が取れるので、僕は大好きです。


さて、今朝は、うちの三浦さんのメルマガを転載します。

JALの改革が成果を出だしているようです。



組織が重たくなる(コスト的に、機動力的になど)ひとつの典型的なパターンに2重管理というのがあります。

大阪府と大阪市の議論もこの問題ですね。


こういった組織改革は、お互いの話し合いを基本とする民主主義ではなかなか解決しません。

お互いの権利主張がなされるだけで、前に進みません。


こういった状況は大きなトップダウンで進めるほか無いように思います。


トップダウンやワンマンという言葉は、日本では悪くとらえられがちですが、現状からの大きな方向転換をしなければならない岐路においては、非常に大切なことだと思います。


その後は、ボトムアップや民主主義で進めれば良いのですから。


皆様の会社やお店におかれましても上記視点、参考にしていただければと思います。




以下三浦さんのメルマガです。
↓↓↓

【機長の名のり】


 経営再建中の日本航空は、
高収益会社に生まれ変わりつつあります。

2012年度上半期の売上が、5998億円、
経常利益が1031億円です。

経常利益率は17.2%と航空会社として最高水準です。


 最近、日本航空に搭乗すると、
昔とは変わったことに気づきます。

私が最も注目するのは、機長があいさつし、
名前を名のることです。

私が知る範囲では毎回実践されています。

ライバルの全日空では、機長あいさつはないときもあり、
名乗ることはまずありません。


 機上では、機長は社長以上の存在です。

その最高責任者が、名のってあいさつし、
快適な運行を約束するのです。

客にとってこれほどうれしいことはありません。

機長は、名のることによって、
自らとスタッフを鼓舞するのです。


 破たん前の日本航空最大の問題は、労使問題でした。

経営と組合の対立、または馴れ合いです。

中でもパイロットの組合は複雑でした。

機長と副操縦士の組合が別々だったり、
合併会社の組合が統合されなかったりで、
パイロットだけでも、数多くの組合が存在していました。


 そのパイロットが自らを変革したのだと思います。

それが名のりに現れています。

名のりは主体的行為です。


 来期での社長交代も発表されています。

社長候補の植木義晴専務執行役員はパイロット部門の出身です。

この点も、最も重要な現場職務である
パイロット部門の変革を象徴しています。


 会長に昇格する大西現社長は整備部門出身です。

会長・社長とも現場出身者ということになります。

破綻前の日本航空ではありえなかった人事です。



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